2/17新高値からの落下が凄まじかったものの、25日線(紫色)でなんとか反発したと言いますか揉みあったと言いますか。
地合いも地合いでしたので、されるがままの2月後半だったでしょうか。しかし新高値からの「調整込み」と考えればなんとか踏みとどまったと思います。
昨年2月の「11勝7敗 / +1,490円(+9.1%)」に対して、今年は「12勝6敗 / +1,250円(+6.3%)」。上昇率は及ばなかったものの勝率では上回り、新高値からの落下も含め、今月もほぼ昨年通りだったと言ってよいかもしれません。
次は3月ですが、昨年の3月の動きは週足で以下の赤枠部分でした↓
週足中期線(紫色)まで降下し、日足的には75日線を下回った月。
現在の週足中期線は19,000円、75日線は19,500円です。乱暴な当てはめですが、昨年3月は「-1,215円(-6.8%)」であり、似たような調整を受けるとなれば「19,690円」となります。少なくともここまでの落下は受け入れる心の準備はあってもよいですね。
上はオリランドの過去2年ですが、コロナショックからたっぷり2年が経った現在、2年間の独断と偏見による主要指数騰落率を計算してみました(ショック時の最も低い終値から現在まで)。
アップル | +187.7% |
NASDAQ | +115.0% |
S&P500 | +90.3% |
富士急行 | +82.7% |
NYダウ | +77.6% |
ウォルト・ディズニー | +73.3% |
オリエンタルランド | +72.3% |
日経平均 | +60.3% |
JAL | +29.6% |
2〜3月の最も低い終値を基準にしていますので、あのショックから2年でどのくらい回復したかという数字です。
ざっくりと、アップル3倍、ナズダックとS&P500は2倍。また、最近株価が低迷しているように見えるウォルト・ディズニーですが、最悪時からの回復力で見るとオリエンタルランドを上回っているんですね。
なんとなく富士急も比較してみましたが、こちらはなんとオリランドどころかNYダウも上回っています(驚)。
2年前運良くほぼ底値で買えたJALですが、2年経って+29%は、決して悪い成績ではありませんが、こう比べてしまうと弱く見えてしまいます。
興味があったので、現在のSBI証券のNISAランキング上位5銘柄も同様に調べてみました。
JT | +11.3% |
トヨタ | +75.7% |
ソフトバンク(9434) | +2.3% |
オリックス | +109.4% |
イオン | +39.9% |
オリランドを上回る回復を見せたのはトヨタとオリックス。
以前、「NISAランキング銘柄は危ない」みたいなことを書いたことがありましたが、なかなかの好成績です。
いや、このランキングは「現在のもの」であり、数字は過去2年間の結果です。2年前のランキングがわかれば…。
なんて考えていたら、さすがの私(笑)、ちょうどいい感じのタイミングで2年前のランキングを残しておりましたよ(2020/3/13)↓
さて、改めてベスト5を調べて参りましょう。いや、せっかくなので全部調べてみます。
JT | +11.3% |
みずほFG | +35.6% |
ソフトバンク(9434) | +2.3% |
すかいらーく | +6.5% |
オリックス | +109.4% |
キャノン | +26.5% |
イオン | +39.9% |
日産 | +39.7% |
武田薬品 | +20.0% |
三菱UFJ | +84.1% |
やはり日経平均を下回るハズレが多いですが、アタリもありますね。いや、ハズレかアタリかは本人だけが決めること。他人がとやかくいうことではありません。
当時のブログは以下です↓
本日の日経平均は辛くも続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1732、値下がりは400、変わらずは47でした。
週末のウクライナ情勢をめぐる混迷の深まりが相場の重荷となったが、ウクライナとロシアの停戦協議を控えて買いも入った。
■日経平均:26,526.82円(+50.32円 / +0.19%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【21,130円】(+235円 / +1.12%)
■最高値:21,190円(14:50)
■最安値:20,710円(09:04)
■値幅:480円
■出来高:859,000
■引け成り:244,800売り
引け成りの24万の売りがちょっと気になります…。