※オレンジ:日経平均
3月は8勝12敗で前月比「-514円(-9.58%)」、2月に続き連敗となりました。
大きな動きは3/7発表の京成電鉄が売却。3/14には週足長期線まで降りる最安値「4,814円」、そして昨日も再び「4,830円」まで下げ、大きく下げる月となってしまいました。
しかし下降線ながらもあえて良く考えるならば、昨年6月新高値の調整が9ヶ月かけてようやく終わりが見えてきたかという段階とも取れ、京成電鉄の件はあくまでもきっかけであり、ここまでの降下であれば遅かれ早かれ訪れるべきものとも考えられます。
過去7年のチャート実績のみで判断すると、このラインまでの降下は常であり、決して特別な落下ではありません。今回の京成電鉄売却分の行方も多少気になれど、5月〜新エリアへ向けての反発が期待できる体勢になってきたとも取れましょう。
日付 | 売残 | 買残 | 売残増減 | 買残増減 | 信用倍率 |
---|---|---|---|---|---|
2024年3月22日 | 667,900 | 3,735,000 | 85,000 | -279,000 | 5.59 |
2024年3月15日 | 582,900 | 4,014,000 | -45,600 | 653,400 | 6.89 |
2024年3月8日 | 628,500 | 3,360,600 | -49,000 | 1,242,300 | 5.35 |
2024年3月1日 | 677,500 | 2,118,300 | 53,600 | -166,500 | 3.13 |
先週の信用倍率は「5.59倍」と反落。まだまだかなり高いながらも、少しずつ買残の解消に向かう4月になってくれればですね。数字的にもやはり、反発を開始するのであれば5月以降かと言ったところでしょうか。
そして3月に入り、NISAランキング(SBI証券:週間買付金額)にも3週連続で再びランクインしてきました。ここでしっかりと駆けつけてくれた援軍、良い嗅覚じゃないかと思います。
ちなみに分割直後の2022年度比(同3月最終日比)は、「+321円(+7.1%)」でした。
5,700円級の新高値を経験してしまうと、株価的には結局さほど上がらなかったというマイナスな印象が強くなりがちですが、「+7%」は「過去200年のアメリカの成長率」と同等であり(シーゲルさんの本より)、十分な成長です。
また、長期平均線(赤色矢印)は「4,011円→4,842円」と、こちらは「+20.7%」も上昇しました。
2023年度もお疲れさまでした。
「投資家に本当の利益をもたらすのは、企業の急成長ではなく永続である」(ジェレミー・シーゲル)
本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1367、値下がりは253、横ばいは32でした。
前日に米株式市場でダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した流れを受けて東京市場でも投資家のリスク許容度が高まり、不動産や建設、非鉄金属など景気敏感株を中心に幅広く買いが入った。
■日経平均:40,369.44円(+201.37円 / +0.50%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,849円】(+12円 / +0.25%)
■最高値:4,904円(09:12)
■最安値:4,839円(09:00)
■値幅:67円(前日終値より)
■出来高:3,110,500
■引け成り:952,900買い