※オレンジ:日経平均
6月14日の「11.42倍」を天井だと思いたかったのですが、勘弁してくれい〜。
信用倍率が3倍を超えたのは2月。苦しい局面もそろそろ半年となる先週に再び過去最高倍率を更新してしまい、オリランドは引き続き苦しい状態が続きます。
日付 | 売残 | 買残 | 売残増減 | 買残増減 | 信用倍率 |
---|---|---|---|---|---|
2024年7月19日 | 477,400 | 5,828,900 | -29,200 | 143,100 | 12.21 |
2024年7月12日 | 506,600 | 5,685,800 | -21,700 | 411,600 | 11.22 |
2024年7月5日 | 528,300 | 5,274,200 | 26,100 | -149,100 | 9.98 |
2024年6月28日 | 502,200 | 5,423,300 | -40,300 | 68,300 | 10.80 |
2024年6月21日 | 542,500 | 5,355,000 | 21,100 | -598,200 | 9.87 |
2024年6月14日 | 521,400 | 5,953,200 | -21,400 | 437,800 | 11.42 |
2024年6月7日 | 542,800 | 5,515,400 | -7,000 | -344,000 | 10.16 |
2024年5月31日 | 549,800 | 5,859,400 | -58,300 | 181,300 | 10.66 |
先ほど発表された先週の信用倍率はなんと「12.21倍」。
上の信用倍率が出た週の株価の結果を見ると以下のようになりました↓
日付 | 信用倍率 | 週の株価 |
7月19日 | 12.21↑ | -2.0% |
7月12日 | 11.22↑ | -0.1% |
7月5日 | 9.98↓ | +2.7% |
6月28日 | 10.80↑ | -1.6% |
6月21日 | 9.87↓ | +3.3% |
6月14日 | 11.42↑ | -3.7% |
6月7日 | 10.16↓ | +4.3% |
5月31日 | 10.66↑ | -3.9% |
当然だと言えばそうなのですが、倍率が上がった週は下落傾向にあり、特に新エリアオープン以降は高倍率が続きます。
上のように週単位にするとちょっとわかりにくいのですが、月単位にするとその傾向はわかりやすいかもしれません↓
月 | 信用倍率 | 月の株価 |
7月 | 12.21↑ | -1.0% |
6月 | 10.80↑ | +2.17% |
5月 | 10.66↑ | +0.67% |
4月 | 9.36↑ | -10.04% |
3月 | 7.60↑ | -9.58% |
2月 | 3.66↑ | -2.5% |
1月 | 1.69↓ | +4.8% |
1月は、12月の「2.59倍」から下がりましたが、2月以降はずっと倍率増が続いており、その影響か比較的相性の良い5〜6月も、新エリアを引っ下げてもなお今年は伸びず、なんとか現状維持からの微増がやっとでした。
株価の反落から半年が経った今も増え続ける信用倍率。現在は、言わば「13人中12人」が「上がる」と期待が集まり続けている局面に、まだまだ苦しい相場は続きそうだと考えます。
ひとまずは来週の1Q決算ですね。サプライズも期待したいですが、いずれにせよこの過熱感も鎮めないことにはという、ねじれも生じていましょうか。
何事も得をするのは最初の2割。流行ったときにはもう下り坂(←私の座右の銘)。
これだけ信用買いが流行っているのなら、、、というのもまた言い得て妙?
分割上昇から新NISA上昇と、オリランドの株主も畳み掛けるように突然飽和状態に達してしまったようにも感じます。
2017年からの7年間に渡る上昇トレンドの芯には、中長期計画がありました。新エリアオープンを最後にそれら全てが完成してしまった今、その収益とクルーズ船で新たなうねりを起こせるかどうか。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,439円】(-60円 / -1.33%)
■最高値:4,513円(09:03)
■最安値:4,405円(13:06)
■値幅:126円(前日終値より)
■出来高:3,139,400
■引け成り:518,800買い