※オレンジ:日経平均
気がつけば日経平均4万円奪還おめでとうございます。その波に乗れたか、オリランドも地味ながらも4日続伸で7月は良いスタートが切れました。
日付 | 売残 | 買残 | 売残増減 | 買残増減 | 信用倍率 |
---|---|---|---|---|---|
2024年6月28日 | 502,200 | 5,423,300 | -40,300 | 68,300 | 10.80 |
2024年6月21日 | 542,500 | 5,355,000 | 21,100 | -598,200 | 9.87 |
しかし苦しい局面は変わらず、先週の信用倍率は「10.80倍」と再び10倍台へ。
今週も、これは日証金の動きではありますが、利確はあれど新規買いも確実に入ってくるという流れで、今のところ買残の大きな減少は見込めないかもしれません。
さて、先週の株主総会で株主数35万人に驚いてから一週間、そう言えば、私がいつから株主数を気にしなくなったんだろうと考えたら、株主通信がなくなってからでした。
株主通信の裏表紙には、上のようにいつもわかりやすく株主数が記載されていました(画像は最終号の2020年秋冬号)。この株主通信がなくなったのは2021年から。
ちなみに過去の株主通信(2007〜2020)は以下よりご覧いただけます↓
株主通信 | IR資料室 | 株主・投資家の皆様へ | 株式会社オリエンタルランド
改めてざっくりと株主数を確認し、株価と照らし合わせてみると以下のようになりました。
2017年度〜2023年度の6年間で増えた株主数は「16.6%」。それに対し、昨年1年間で増えた株主数は「66.66%」。これをどう考えましょう。
過去にこんな例はないのかと気になったのもつかの間、すぐに見つかりました。
それは2014年の「伝説の上昇」からの分割後です。
2015年の1年間で「70%」もの株主数が増えていました。
分割なのですから増えて然るべきなのですが、その後の2016年は、2010年代で唯一のマイナス年となってしまいました。当時の信用倍率は、当時最高水準の3〜6倍台を推移。
2015年も昨年も、どちらも5分割。これで概ね6〜7割程度の株主数が増えるのは必然か偶然か。そして歴史が繰り返されるのなら、2024年度の株価は前年比でマイナスとなってしまうのか。
いや、これくらいならまだ良いでしょう。2017年から7年間築いてきた長期線のトレンドがとうとう終わりを迎えてしまうのか。
2017年のトレンドスタートは、大きなところでは新エリア等の中長期計画と自社株買い、小さなところではニモオープンと加賀美さんの日経連載「私の履歴書」でした(←当時これに連載すると株価は上がると聞いた(笑))。
今回、自社株買いは少し匂わせる雰囲気もありますが、再び軌道に乗せるには、2017年相応の大きなエネルギーが必要となるのかもしれません。
そして、過去同様に膨大な時間も必要かもしれません。
今日はそんなことを考えた一日でした。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,590円】(+89円 / +1.98%)
■最高値:4,604円(13:57)
■最安値:4,499円(09:00)
■値幅:105円(前日終値より)
■出来高:3,263,700
■引け成り:451,300買い