日経平均の5日続伸にも乗り、いよいよ重くのしかかっていた22,000円を堂々と上抜け。実に昨年4/27(本決算前)以来、約10ヶ月ぶりの返り咲きです。
昨年3月、「狂気の新高値」の煽りを受け本決算を挟んで一時新高値(24,850円)から30%を超える落下。この衝撃が昨年は最後まで後を引き、結果6年ぶりのマイナス年とさせました。
しかしこんなアクシデント(?)にも微動だにせず伸び続けてきたのは最低ラインの週足長期線。苦しい10ヶ月でしたが、唯一の希望の平均線、力を蓄えての22,000円は昨年とは明らかに地盤は違います。
現状でも、この長期線からは「+12%」と確かに少々高い位置にはあるのですが、今までの新高値時の高度はおおよそ以下の通りです↓
新高値時期 | 週足長期線からの乖離 |
現在 | 約12% |
2022年3月 | 約42% |
2022年2月 | 約33% |
2021年12月 | 約25% |
2021年11月 | 約25% |
2021年10月 | 約19% |
2021年2月 | 約23% |
2020年12月 | 約24% |
2019年10月 (コロナ前) |
約32% |
ひとまず昨年3月は置いておきまして、新高値時は概ね20〜30%は昇ります。これはコロナ前の比較的値動きが穏やかだった時期を含めてもさほど変わらず、行くときはこのくらいは行ってしまうようです。
そう思えば今回の「12%」、あくまでも「勢いがあるならば」を前提とすると、高いなりにもまだまだ余裕はありそうかどうか。
取らぬ狸で計算してみると、「+20%」なら「23,880円」、「+30%」なら「25,870円」でした。ちなみに昨年3月の「+42%」なら「28,250円」となり、これはいかに常軌を逸していたかもわかります。
もちろん昇るか否かはわかりませんが、昇るならまだ今は余裕ある範囲であるということを踏まえると希望がわきますね。確かに高い位置にはありますが、昇るならまだ昇れる株価、というポジションではあるでしょうか。
昨晩はまた増収増益のニュースが出ていました↓
ただこれはみなさんだいたい予想内かとは思います。しかし時が来て現実を目の前にすると…?
だいたいわかっていても悪いニュースではありません。
本日の日経平均は5日続伸。東証プライム市場の値上がり銘柄数は1432、値下がりは329、変わらずは74でした。
8日の米ハイテク株高や足元の円安・ドル高基調を受け、幅広い銘柄に買いが入った。日本株の割安感に着目した買いも続いた。ただ、一巡後は利益確定売りが出て上値を抑えた。
■日経平均:28,623.15円(+178.96円 / +0.63%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【22,395円】(+475円 / +2.17%)
■最高値:22,395円(15:00)
■最安値:22,000円(09:00)
■値幅:475円(前日終値より)
■出来高:868,600
■引け成り:134,400買い