終値19,705円。オリエンタルランド株、続伸で勝ち越し確定5月プラスまであと70円。

今日は細かい情報が多いため箇条書きで。

①11勝7敗で5月勝ち越し確定。
②4月終値(19,775円)まであと70円。
③5日線(緑色)が25日線(紫色)を上抜けるプチGクロス。
④25日線(紫色)を上抜け。
⑤しかし引け成りは41万の売り。
⑥出来高は5月18営業日中16回が100万超え。

5/12段階では「1勝5敗」で、4月終値まで「2,930円(15%の上昇)」が必要だったわけですが、さすがは強い実績の5月、なんとあと70円まで迫りました。

個人的に嬉しいのは、やはり「④25日線(紫色)を上抜け」です。それに「③プチGクロス」が追随。しかし「⑤引け成りは41万の売り」。

陰線引けが続きましたがテクニカル的には悪くない局面かと思われます。あと70円、なんとしても明日は持っていかねばなりませんが、いずれにせよ大事故が起こる含みはまだないのではと思います。

ちなみに昨年は6/4まで上昇が続き、25日線との乖離は「+9%」まで伸ばしました。この9%を今回に当てはめると「21,200円」、ちょうど今75日線(赤色)が走っているところです。

昨年も、特に何かがあって反発して、6/7から反落したということでもありませんから、ひとまず75日線までというのは予想の一つとして十分あり得るかとも思います。

日本でも6月から観光客受け入れを再開するとのことですが、国際線需要では日本も含め「世界で一番回復が遅れている」と言われる東アジア。「他都市に需要を奪われかねない」とは私は思いませんが(逆に価値が増すかも?!)、インバウンドを期待するのはもう少し時間がかかりそうですね。

参考:新型コロナ: 欧米の旅行需要、ほぼコロナ前水準に 東アジアは低迷: 日本経済新聞

また以前、「インバウンド需要を失ったオリランドはもう終わりだ」のような記事もどこかで読んだことがありますが、私はそうは思っていないです。

うまく表現できませんが、これも以前、「10%の入場者制限を行えば、人気アトラクションの待ち時間は10%減るのか?」的なことを経済学の観点から分析されていた方がおりまして、分析結果は「NO」でした。

つまりそこには「一定の待ち時間」があるがために「諦めて並ばない」という予備軍がたくさんおり、入場者を10%程度減らしても、ある一定の待ち時間までは結局行列は伸びるという分析です。何が変わるかと言えば、「人気のないアトラクションがもっと閑散とするだけ」とのことでした。

今回の件に置き換えるなら、外国人が多かった頃は「混んでるから行かない」といった予備軍も多くいらっしゃったはず(個人的に私は、今まで土日や連休時に行ったことはないかもです)。

アトラクションに限らず、このようなことは心理的にも起きやすいことでしょう。一時期に比べたらチケットは取りやすくはなりましたが、いまだ若干敷居の高いオリランド。2年前とは単価も大きく変わっていますし、ひとまずは入園者数が減ってもうまく運営できる方向に持っていけたのではないでしょうか。

ちょっと本家の低迷ぶりが気にはなりますが、、、。

本日の日経平均は続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1551、値下がりは253、変わらずは32でした。

インフレへの懸念がいったん和らぎ、前週末の米株式市場ではナスダック総合株価指数が3%上昇するなど主要3指数がそろって大幅高となった。東京市場でも値がさのグロース(成長)株や景気敏感株を中心に、幅広い銘柄に買いが入った。

東証大引け 続伸し587円高、1カ月ぶり高値 米インフレ加速の警戒後退: 日本経済新聞

■日経平均:27,369.43円(+587.75円 / +2.19%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,705円】(+145円 / +0.74%)

■最高値:19,870円(09:01)
■最安値:19,550円(09:20)
■値幅:320円
■出来高:1,318,300
■引け成り:414,800売り

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