最高値圏での「我慢の揉み合い」、はたまた「もう時間の問題」と思いきや、本日はさらなる高みへ。
日経平均は7連騰。今日のラジオ日経では何度か「踏み上げ(信用売りの買い戻し)」という単語が出てきましたが、いやはやオリランドも常軌を逸した記録的な一日となりました。
寄り付き10分で23,625円の新高値、その後9時台は若干もみ合うも、10時過ぎからは一直線上昇で、特に後場は振り返ることなく新高値を突き進みました。
「覚醒」と言って記憶に新しいのは3ヶ月前の12/16↓
7%の上昇とまでは行きませんでしたが、同様に最高値圏で揉み合っていた現在、「今これ以上上がって行くとは思えない」と考えていたのは当時と同じです。
再び下げ傾向にある信用倍率もそれを物語っており、今日は多くの利益確定売りが入ったことは想像できますが、それ以上に白旗を揚げた買い戻し勢力の方が多かったということでしょう。現物新規の参入はさすがにのはずです。
下がるのを待つ投資家が多くなると下がらない、という典型的な一日だったでしょうか。同時に、過去は過去、サンプル通りにならないということも痛感です。ある程度の心理的傾向はあるかもしれませんが、常に「裏のかき合い」である相場には規則性はあり得ないですね。特に財務無視(?)のオリランドの評価はもはや「芸術点」オンリーのようなものですから、なおさらでしょう。
信用倍率は先週の【0.36倍】から【0.34倍】へ。買いも増えているのは「踏み上げ待ち」かどうか。いずれにしても絶好の確定売り日が訪れました。
さてここから今後ですが、過去は当てにならないとは言え昨年3〜4月の2ヶ月間は【-13.2%】。
下げ材料は、2月新高値からの調整を含む「まん延防止適用」による5000人制限。5/11までだったことにより、GWにまたがったことも大きかったと思います。
今年はさすがにもう「まん防」はないかと考えていますが、あったとしても比較的緩いはずで、もはや株価への影響はないかも知れませんね。どちらかと言うと、新高値調整のゆっくりとした下降線を辿るのかなと考えています。
後は何らかの予期せぬきっかけで、先月2/18にウクライナ問題が表に出た際は「-1,045円」という急降下を喫しましたが、突発的な地政学リスクや天災の際はどうしようもありません。
しかし(今回はまだわかりませんが)、地政学で言えば2018年の北のミサイル問題と言い、天災なら311の大地震、そしてコロナショックと、必ずや株価は喉元を過ぎ、戻してきたという実績があることから、大きめな落下があったとしても、悲観的になりすぎないよう特に狼狽売りには注意したいところです。
むしろオリランドは、大きめな落下がないほうがおかしいという域に来ちゃってもいますが。。。
先日ウクライナ問題が大きくなってきたとき、バンガードガードのCEOが以下のようなメッセージを出していました。
最近の出来事は、市場に大きなリスクをもたらしました。
しかし今まで通り、狼狽えず、あなたの目標のままでいてください。
また、シーゲルさんも下の本でこう言っています。
「落下時も萎縮せずに投資し続けた銘柄は、元に戻るとともに加速度をつけてリターンを増幅させる」
オリランドはいち早く、また元に戻しました。
さて、前回の新高値時(3/16)にこんなことを調べました↓
分割後、過去6年で新高値を出した日は「103日」でした。1年間のザラ場は概ね245日なので、6年間で1225日。
ということで、オリランドが新高値を出す確率は「8.4%」でした。
この確率はなんと、「2週間に1回」です。
今回「まん延防止解除」が大きく影響していると思いますが、これで大上昇を見せるのは「少し簡単すぎやしないか」......
今回で、「8.5%」に上がりました😊
なにはともあれ今日は新高値【23,880円】、ほぼ全員の株主さんが含み益、おめでとうございます🐹㊗️
本日の日経平均は7日続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1940、値下がりは206、変わらずは35銘柄でした。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げが続くとの観測で前日に米長期金利が上昇し、東京市場では銀行株に利ざや改善を期待した買いが入った。日米金利差の拡大を背景に円相場は1ドル=121円台前半まで円安・ドル高となり、トヨタなど輸出関連株に追い風となった。
■日経平均:28,040.16円(+816.05円 / +3.00%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【23,860円】(+655円 / +2.87%)
■最高値:23,880円(14:31)新高値
■最安値:23,380円(09:00)
■値幅:665円(前日終値より)
■出来高:727,200
■引け成り:127,600買い