今回「まん延防止解除」が大きく影響していると思いますが、これで大上昇を見せるのは「少し簡単すぎやしないか」と昨日書きました。
しかし勢いというのは怖いもので、もちろん後からなら無理やりにでも説明付けすることはできますが、まさかこのタイミングで窓を開けて新高値を抜けてくるとは、少なくとも私は全くの想定外でした。
出来高は2/22以来約4週間ぶりの100万超え。恐らく多くの信用売りの買い戻しも入ったはずで、一巡して新たな売りも多くセットされたとも想像できます。
その信用倍率は先週反落し、これなら今週もまた売りが多くなりそうです。そうなるとまた踏み上げ局面による高値圏での揉み合いも視野に入ってきましょうか。
目標株価は2/21のJPモルガンさんを最後に一旦止まっておりますが、まさか本当に2万3000円が出るとは、発表した側ももしかしたらビックリされている(?)かもしれません。
でもきっと、株価が急騰するときというのは得てしてこんな感じなのかもしれませんね。買いが増えれば上がらず、売りが増えれば下がらずと、まず大方の予想通りには動いてくれません。
3月に新高値をつけるのは、2019年以来3年ぶりです。
以下、2015年3月の分割以降、新高値をつけた月をまとめてみました。
2016年 | なし |
2017年 | 1月→1回 5月→5回 6月→6回 7月→2回 8月→3回 9月→2回 10月→6回 11月→4回 12月→6回 |
2018年 | 1月→3回 5月→1回 6月→4回 8月→2回 |
2019年 | 3月→2回 4月→1回 5月→6回 6月→2回 7月→8回 8月→6回 9月→8回 10月→1回 |
2020年 | 11月→6回 12月→2回 |
2021年 | 2月→1回 10月→1回 11月→6回 |
2022年 | 2月→7回 3月→1回 |
合計 | 1月→4回 2月→8回 3月→3回 4月→1回 5月→12回 6月→12回 7月→10回 8月→11回 9月→10回 10月→8回 11月→16回 12月→8回 |
まとめてみて改めて感じましたが、すごい株ですね。
新高値傾向としては、決算明けの2、5、8、11月が比較的多く、本決算前の3〜4月は少ないようでした。
5月が強いとイメージしていましたが、回数的には11月の16回のほうが上でした。でもそのうち12回はコロナ後なので少々偏りはあるかも知れませんが。さらにコロナ後の5月はというと、ゼロ回。
以上分割後、過去6年で新高値を出した日は「103日」でした。
1年間のザラ場は概ね245日なので、6年間で1225日。
ということで、オリランドが新高値を出す確率は「8.4%」でした。
この確率はなんと、「2週間に1回」です。
本日の日経平均は3日続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1331、値下がりは749、変わらずは100銘柄でした。
原油先物相場が下落し、過度なインフレ加速への懸念が後退した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に株価指数先物に売り方の買い戻しが散発的に入った。
■日経平均:25,762.01円(+415.53円 / +1.64%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【23,315円】(+840円 / +3.74%)
■最高値:23,410円(14:27)
■最安値:22,745円(09:19)
■値幅:935円(前日終値より)
■出来高:1,076,200
■引け成り:143,600売り