寄り付き235円のマイナスから始まった本日。23,000円の揉み合い線に戻るどころか、後場からはあっさりと24,000円を突破し、さらに押しの440円を積み上げました。
コロナへの意識が一般的にもやっと変わろうとしつつある現在、確かにこれから経済的循環が良くなってきそうですが、今までのオリランドの2年間の伸びを見れば、もう十分にこの回復も折込み済みの動きとも思えたわけですが。
ちょうど2年前のコロナショック時に、12,000円を割った瞬間にNISA買いと思われるドッカン買いが入ったことが記憶に新しいですが、ちょうどハッキリと「2年で2倍」になったということになります。
2017年は6000円台前半でしたから、5年間で見ると「5年で4倍」です。となると、2017、2019年の大上昇を持ってしても、コロナ後の2年のほうが、それに勝ったということになりますね。なんということでしょう。
今日の上昇に一役買ったかどうか、本日オフィシャルでのニュースが一件。メルカリとなんだかうまいことやったようです。
当社とメルカリが覚書を締結したことで、両社で東京ディズニーリゾートの商品情報や発売情報が事前に共有され、特定の新商品に対してフリマアプリ「メルカリ」で発売前後の注意喚起や不適切な出品の取り下げ等が実施されることになります。
簡単に言うと「転売防止策」ですね。
ひとつふたつくらいなら多めに買っても目をつむれる範囲でしょうが、転売を生業としている人のやり方はえげつないですからね。今や、福袋すらまともに買えない時代になってしまいました。
良い締結だと思いますが、わざわざ策を講じるということはそれだけの需要があるという裏付けでもあります。
抑えれば抑えるほど、「ディズニーストレス」が溜まった2年間でもあったのかもしれません。人数制限だろうが赤字だろうが、企業の価値は一切落ちてなく、みんながそれをわかっていた株価ということで、今日は多少強引にこれを落とし所にしたいと思います。
【24,440円】の新高値引けで、正真正銘の全員が含み益㊗️
どこまで行っちゃうかはわかりませんが、上がれば上がるほど反落リスクも大きくなるわけでもあり。感覚が狂って来がちな局面にもなっていますが、来たるべき反落にもしっかり備えておきたいところですね。
本日の日経平均は8連騰。東証一部の値上がり銘柄数は1097、値下がりは977、変わらずは107でした。
8日続伸は2021年9月上旬以来。このところの大幅上昇の反動で朝方から幅広い銘柄に売りが先行したが、売り一巡後には主力銘柄の一角に買い直しが入って指数を押し上げた。
■日経平均:28,110.39円(+70.23円 / +0.25%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【24,440円】(+580円 / +2.43%)
■最高値:24,440円(15:00)
■最安値:23,625円(09:00)
■値幅:815円
■出来高:952,800
■引け成り:140,900買い