値幅は狭めの305円でしたが、寄り付き9:02には新高値まであと5円に迫る20,455円を記録し、その後プラスマイナスを言ったり来たりなど、少々ドラマティックな逆行高5連騰とは言え、総合的には「辛くも」という日でした。
新高値アタックは9:30過ぎにも再び見られましたが、今度は20,425円を頂点に直後400円も落下するなど、いかにもデイトレーダーたちがしのぎを削っているのが垣間見れたようでした。
そして本日も、4日連続で目標株価の発表です。
三ヶ月ぶりの岡三さんで「強気継続」の「21000円→23600円」。
周知の通りこの数値はあまり当てにはなりませんが、この連続発表も今回の連騰に一役買っているのは間違いないでしょう。これだけ上がる上がると言われれば、いやがおうにも気にはなってきますよね。
ざっくりですが、上はコロナ後の決算後約二ヶ月間の動きを四角で囲んでみました。今まで8回の決算後の上振れは100%。しかし二ヶ月後にどうなったかにも注目してみてください。
もちろん未来はわかりませんが、あくまでも過去の例ですと2020年7月、2021年7月の二回(双方とも1Q)以外は、1〜2ヶ月後には大きな落下も伴っています。
1月の決算例は昨年1回のみでかなり乱暴な考察ですが、3月末にはほぼ全戻しし、4月はさらに下落。5月上昇で息を吹き返すも、新高値までには届かず、といった苦しい2021年でした。
当然昨年よりは売上も上がっており、視界も明るくなったことから昨年とは違う動きを期待したいところではありますが、俯瞰して見るとやはり今は少々うわずった株価にあるということは否めません。
株主の詳細はわかりませんが、オリランドの場合は何があっても絶対売らないファン投資家たちが築き上げた軌跡だと思っています。だから常に底堅く、最終ラインは守られる。しかしその反面、上昇局面で掴みに行く方も少ないのでないかと思います。特に慌ててはいないのでわざわざ高いときに買う必要がなく、虎視眈々と納得のいく株価になるまで待っているような。
イメージとしてはこんな感じです↓
毎日毎日上がっていく株価を見ながら、もう黙っていられないという気持ちは個人的にも大いに当てはまる部分でもあり。。。
もし長期で持つということでしたら、短期の動きは見ないほうが幸せかも知れません。ぴょんぴょん動かれると、上にも下にも焦ってしまいますよね。
なんて、毎日株価が気になってブログに記録している私がその代表例かも知れませんが😅
上の過去5年の画像をもう一度見てみてください。
過去5年で信用できたのは、真っ直ぐな矢印ただ一本だけです。
再度念を押しておきますが、以上はあくまでも過去の例からの考察であり、当然ながら未来は誰にもわかりません。
本日の日経平均は5日ぶり反落。東証一部の値下がり銘柄数は1469、値上がりは625、変わらずは89銘柄でした。
前日までの4営業日で日経平均が1300円あまり上昇した後とあって、幅広い銘柄に戻り待ちの売りが出た。前日に大きく上昇したグロース(成長)株の一部が売られ、指数を押し下げた面もある。
■日経平均:27,241.31円(-292.29円 / -1.06%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【20,285円】(+40円 / +0.20%)
■最高値:20,455円(09:02)
■最安値:20,150円(09:08)
■値幅:305円
■出来高:735,000
■引け成り:100,500売り