※オレンジ:日経平均
2月は8勝10敗1分けで、前月比「-139円(-2.5%)」でした。
34年ぶりに新高値を出した日経平均と比べ、月レベルでの逆行安進行となりましたが、前年比ではまだ「+2.1%」とかろうじてプラスを保ってはいます。
内容は、6連敗で始まって6連勝、次に5連敗からの2連勝と、とてもわかり易い軌跡もたどりました。
これだけの地合いで完全逆行というのは、終わってからですがやはり調整のタイミングであったのかなとも考えられましょうか。なまじっか地合いに持ち上げられてしまったがゆえ、調整も不十分に中途半端な月になってしまったかもしれません。
日付 | 売残 | 買残 | 売残増減 | 買残増減 | 信用倍率 |
---|---|---|---|---|---|
2024年2月23日 | 623,900 | 2,284,800 | 5,500 | -260,100 | 3.66 |
2024年2月16日 | 618,400 | 2,544,900 | -1,400 | -155,600 | 4.12 |
2024年2月9日 | 619,800 | 2,700,500 | -141,200 | 937,300 | 4.36 |
2024年2月2日 | 761,000 | 1,763,200 | -4,100 | 470,200 | 2.32 |
一昨日発表の先週の信用倍率は【3.66倍】まで落ち着いたものの、まだ反発期という数字ではありません。3月は、優待月でもあり比較的相性の良い月となりますが、本反発に至るには少々高い倍率です。
また、日足線のデッドクロスも視野に入ってまいりました。このままデッドクロスとなると、昨年8月18日以来6ヶ月半ぶりで、3月のデッドクロスとなると、2018年3月9日以来6年ぶりです(当時はVIXショック)。
当時の3月はなんとか「+4.2%」とプラスで終えましたが、3/27の権利付き最終日まではほぼ揉み合いでした。今年ももう少しこの流れに揉まれながらという形になるかもしれません。
そんな中、今週は目標株価の発表が2件↓
日付 | 証券会社 | レーティング | ターゲットプライス |
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2024-02-28 | JPモルガン | Neutral継続 | 5600円 → 5800円 |
2024-02-26 | シティG | 1継続 | 6600円 → 6300円 |
2024-02-20 | 丸三 | 新規買い | 6200円 |
2024-02-06 | SMBC日興 | 2継続 | 4800円 → 5000円 |
2024-01-31 | 野村 | Neutral継続 | 5200円 → 5300円 |
2024-01-31 | GS | 買い継続 | 5400円 → 6000円 |
2024-01-25 | ジェフリーズ | Hold継続 | 4900円 → 5200円 |
2024-01-09 | みずほ | 買い継続 | 5500円 → 5700円 |
昨年8月以来7ヶ月ぶりのシティGさんは「6,600円→6,300円」と下げたもののまだ6,000円台。
昨年6月以来9ヶ月ぶりのJPモルガンさんは「5,600円→5,800円」と上方修正。
結果的にはどちらも今年中には抜けてもらいたい株価ではありますが、本反発に乗るタイミングとしては、やはり5月以降がわかりやすいのではというのが私の算段です(ちょっと簡単すぎますが)。
そのためにむしろ3〜4月で思いっきり調整、というのも望むところでもあります。膿を出して流れを変えるには調整は必要です。
2月もお疲れさまでした。
本日の日経平均は小幅続落。東証プライムの値下がり銘柄数は927、値上がりは692、横ばいは38でした。
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落した。29日発表の米物価指標への警戒感から、買いを手控える投資家が多かった。
■日経平均:39,166.19円(-41.84円 / -0.11%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,363円】(+37円 / +0.69%)
■最高値:5,403円(13:14)
■最安値:5,318円(09:00)
■値幅:85円(前日終値より)
■出来高:3,584,400
■引け成り:1,471,800売り