終値4,885円。オリエンタルランド株、寄り付き年初来高値24,670円相当も今日は反落。

逆行高スタートの逆行安引け。記録上はそんなことも言えそうですが、昨日の逆行高しかりさすがに今は地合い以外の力が働いているということですかね。

こうなると、一気に新高値を抜けそうな雰囲気もあっただけにそれに備えてのネタも考えていましたが、とりあえあず今日はお預けです😅(大したことはないです)。

しかし「反落」とは言えチャート的には下落とは言いにくく、まだまだ自然な小動きで自律反落の範囲内。

今回、NISAの援軍がどのくらいを占めるかの割合はわかりませんが、先程SBI証券のNISAランキングを見たら「週間買付ランキング」で2位でした↓

とはいえ前週比は「」となっていることから、前週は1位だったはずであり(前々週は3位だったことは確認済み)、「ジュニアNISA」部門に至っては、3週連続で1位を邁進中。

ただ誤解を恐れずに「あえて悪い言い方」をするならば、このNISAランキングは単に「その時々の旬な銘柄」を表すだけの指標でもあり、後に残念な結果になる銘柄も多数含まれていることもよくあります。

ちなみに下は、たまたま残してあった2017年末の「ジュニアNISA保有残高」ランキングです。5年半が経過した現在、いかがでしょうか?↓

2017年は、オリランドはすでにジュニアNISAでは買えなくなった年でしたが、それでも保有残高ではしばらく不動の1位を確立していました(ジュニアNISAなのに現在値が1万円超えているという状態)。

過去5年半、オリランドは良かったのです。問題はその他。

もちろん購入理由にはいろんな事情があり、他人が一概に良い悪いと決めらるものではありませんが、以下、この「ベスト10」の5年半後の騰落率を調べてみました(配当や優待の価値は含みません)↓

オリエンタルランド +133.8%
すかいらーく +11.8%
みずほFG +0.1%
RIZAP -92.2%
オリックス +20.5%
日産自動車 -55.6%
クリレス -26.9%
ビックカメラ -30.5%
キャノン -29.9%
ANA -39.8%

もちろん「たまたまである」という大前提の上ですが、5年半経過して「-25%」以上が6割。いかにこのランキングが当てにならないかという見方もできます。

いくら非課税とは言え25%も下がってしまっては、たとえ配当が良くても賄いきれません。またNISAは、マイナスになっても「マイナス計上ができない(他で取られた税金も戻ってこない)」という苦しい規則も。

ちゃんと調べたわけではないですが、恐らくこのランキングの半分以上は数カ月後には残念になる銘柄のような気もしないでもありません。

私がこれを強く意識するようになったのは一昨年で、2021年は、ここに当時の旬であった「レバナス」や「原油」がランクインしており、さすがにやりすぎじゃないかと感じたことからです。

さすがにRIZAPほどにはなっていないと思いますが(苦笑)、現在半値前後にはなってしまったことでしょう(はい、私もRIZAPは最近まで持っていましたし、レバナスは今も少し持っています。今見たら「-62%」でした(笑))。

念のためもう一度書いておきますが、この結果は「たまたま」であり、何が言いたいのかといえば、オリランドも常にそれと背中合わせであるということです。

NISAは恐らく多くの方が5年長期で購入する銘柄です。①5年後に今より伸びると思えば買い候補、②伸びはせずとも配当優待が見込めるなら買い候補、①②以外はいくらランキング上位だろうが要熟考です。

まさか買われた方は少ないと思いますが、今回の大谷工業のような、明らかに神風が吹いたような銘柄をNISAで買うのは要注意ですね。

逆に考えると、明日や明後日、はたまた一ヶ月後に株価がどうなろうとどうでも良く、勝負は5年後。

さて、5年後のTDRはどうなっているでしょう?!

【おまけ:オリコンランキングで見る5年】
<2018年>
1位:Teacher Teacher(AKB48)
2位:センチメンタルトレイン(AKB48)
3位:シンクロニシティ(乃木坂46)

<2022年>
1位:ツキヨミ/彩り(King&Prince)
2位:オレンジKiss(Snow Man)
3位:ブラザービート(Snow Man)

5年後となると、この辺を見極めていく感覚に近いかもしれませんね。いや〜こんなの誰にもわかりません(笑)。

5年前、AKB48をNISAで買った人は2022年はベスト10圏外。まぁトントンか、良くて「数%」の含み益といったところでしょうか。でも乃木坂46はベスト3には入らずとも4位、5位、8位にランクインとまだ頑張っており、こちらならそれなりの含み益も出たことでしょう。

しかし上位の入れ替わりは激しいのも常。

長期の場合、ゆっくりかつ確実な、氷川きよしあたりのポジションにいる銘柄が一番良いのかもしれません。

それとすみません、オリコン2022年のベスト3は全員知りませんでした(TдT)

本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1027、値下がりは702、変わらずは106でした。

朝方は欧米の金融引き締め長期化観測を背景に売りが先行した。売り一巡後は政府の政策期待に伴う買いが半導体株などに入り、日経平均は上げに転じた。

日経平均反発 終値50円高の2万8657円 政策期待に買い – 日本経済新聞

■日経平均:28,657.57円(+50.81円 / +0.18%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,885円】(-45円 / -0.91%)

■最高値:4,934円(09:04)
■最安値:4,881円(09:24)
■値幅:53円(前日終値より)
■出来高:3,741,500
■引け成り:561,500買い

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 35,264,241......

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