「-101円」は分割前の「-505円」相当で、1/4の「-430円」を超えた今年最大の下げ幅。ちょっとややこしいですが、下げ率では1/4は「-2.24%」ですので今年2番目。いずれにせよ今年最大級の下げ日。
-2%以上の落下は、数えたら昨年は21回ありました。うち、4月同時期までは「8回」。今年はまだ2回目ということは、1月からずっと上昇しているものの、いかに落ち着いて推移していることもわかります。上振れ中ではありますが昨年よりは健全。あくまでも狂った上昇を見せた昨年よりは。
ただ、そろそろ反落期が訪れても全く不思議ではなく、言っても本決算前で相性が良くない月、現在は前月比で「+5.7%」と前回分割の2015年から9回目の4月、突出して高い状態にもあります↓
4月の成績 | 前月比 |
2015年 (前回分割時) |
-10.9% |
2016年 | -4.6% |
2017年 | +0.3% |
2018年 | +0.5% |
2019年 | -2.4% |
2020年 | -1.0% |
2021年 | -6.9% |
2022年 | -15.9% |
2023年現在 | +5.7% |
今までは、+1%すら上がったことはありません。
分割→40周年→コロナ明け→エリア拡大と、オリランドにとっては確かにあと1〜2年は期待が高まるのですが…。
どちらかと言えば、さすがに今は「下げるきっかけ待ち状態」に来ているタイミングにあるかなと考えています。上は10年チャートでざっくりですが、昨年よりは落ち着いているとは言え、今回の1月からの上昇角度も気になりますね。
そんな本日は、低めの目標株価の発表が一件↓
マッコーリーで「新規UP」の「3,900円(分割前19,500円相当)」。
新規となっていますが、過去を調べたら18年間で4回目の発表で「2016/11/2」以来7年ぶり。その2016年は「5500円 → 6000円」で、ほぼ当時の株価通りの発表であったものの、今回は随分と削って来ました。
どのように算出しているのかわかりませんが、昨年の4月決算の反落がAI的に計算に入っているのかもしれませんね(全くの推測です)。
すでに週足長期線が4,000円を超えていますから、それよりも低い3,900円までの下げは、事故が起きたとしても一時的でないかと思います。いやでもさすがに3,900円までは下げないのではというのが私の意見でもありますがどうか。
本当に3,900円まで落ちたなら絶好の買い場になる可能性が高いのですが、そうわかっていながらも実際にその時が来たときには、身も心も凍りついてしまって手が出せなくなってしまうのもまた人間の心理です。
さて、昨日NISAランキングについての所感を書きましたが、RIZAPは当時から「90%」以上も下がっていたことに改めて気づいてびっくりしていました。
そころで、90%下がった株が元に戻るためには、何%の上昇が必要か計算してみてください。
答えは1000%です。
これは厳しい(>_<;)
本日の日経平均は反落。東証プライムの値下がり銘柄数は938、値上がりは797、変わらずは100でした。
米景気の先行き不透明感や円高の進行が重荷となり、利益確定売りに押された。一方、半導体関連で指数寄与度の高い東エレクやアドテストが上昇し、指数を下支えした。
■日経平均:28,564.37円(+93.20円 / +0.33%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,784円】(-101円 / -2.07%)
■最高値:4,842円(09:00)
■最安値:4,772円(09:28)
■値幅:113円(前日終値より)
■出来高:5,496,500
■引け成り:683,800買い