終値4,930円。オリエンタルランド株、逆行高24,650円相当で年初来高値。

9日ぶりに反落となった日経平均に対して、オリランドはきれいな続伸日。新高値まであと40円と迫りました。いよいよ、来ましたね。

力強く4,300円に達した75日線(赤色)は、昨年5/6につけた「4,299円」を抜いてこちらは過去最高値に達しました。そしてまださらに伸びます。

ちなみに25日線(紫色)の最高値は昨年4/20につけた「4,627円」であり、こちらがまだ最高値に達していないということは、昨年3月の跳ね方よりは幾分落ち着いて伸びているということがわかります。

週足長期線からの乖離も、昨年3月の「+38%」に比べてまだ「+21%」と、同じ「4,900円台」でも余裕があるようにも見えますが、結構な上振れ状態にあるのは確かです。

しかし今日の地合いでこれだけ伸びるとは思いもしませんでした。

昨日の日証金速報では、貸株(売り)は融資(買い)の8倍以上も入っており、昨日の時点でほぼ10人に9人が反落に備えたがゆえ、踏み上げに繋がったという捉え方もできるでしょう。

長期目線は別として、短期目線では一旦下げるべきというのは私も同意であり、ある程度のガス抜きが必要な高さなのは間違いないはずです。

あくまでも個人的なイメージですが、過去6年のトレンドから私はオリランドの株価を上のように捉えています。

今回大変心強い「NISAの援軍」が駆けつけてくれたとは言え、落ちるときは必ず来るはずであり、そのタイミングは、みんなが「もう落ちない」と錯覚した時。2019年は「もう15,000円以下はないかも」、2022年は「もう2万円以下はないかも」と思った瞬間が私にはありました。

今はまだ売り注文が多く入ってくれている分なんとか高度を保てています(?)が、そのときは突然来ますので、まさかNISAで狼狽売りをする人は少ないと思いますが、常に覚悟は持っておきたいものです。少なくとも今年のNISAは、5年後にプラスなら良いのです。

本日の日経平均は9日ぶり反落。東証プライムの値下がり銘柄数は1081、値上がりは638、変わらずは116でした。

これまで上昇していた主力銘柄を中心に利益確定目的の売りが出た。円相場が1ドル=134円台の円安水準で推移したことから、日本株を積極的に売る動きはなく下値は堅かった。

日経平均、9日ぶり反落 終値52円安の2万8606円 – 日本経済新聞

■日経平均:28,606.76円(-52.07円 / +0.18%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,930円】(+70円 / +1.44%)

■最高値:4,930円(14:59)
■最安値:4,833円(09:07)
■値幅:97円(前日終値より)
■出来高:4,705,000
■引け成り:692,400買い

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