終値21,965円。オリエンタルランド株、2万円台最後の権利付き最終日。

一直線に昇った日経平均に対して、一時マイナスに転じるなど迷いのオリランド。今日は2万円台最後の権利付き最終日となり、出来高は146万となるも値幅は300円と狭く、やはり売買は拮抗していたようです。

大引け前の1分間で85円の上昇は、拮抗するも最後に買いが勝ったようです。分割ばさみで優待を欲しかった方は、どうせ買うならここしかないといった迫られた買いでしょう。

前回分割時(2015年3月)は分割日に8%の急騰があったので、分割してから買うよりも、優待込みで仕込んでおいて跳ねたら売ろいうという、それも込みでの勝負の一手でもありますね。

引け成りは買いで32万(今月最高)。

昨日発表された先週の信用倍率は【1.66倍】から微減の【1.51倍】。結局前回分割時とさして変わらずの、期待と策略が入り交じる3月となりました。

前回は、分割後からぐんぐん期待が上回り倍率は上昇。対して株価は下がってゆきました。2倍3倍の期待がどれだけ重いか、過去1年の推移を見ると納得できそうです。

対して34%上昇した2019年は、最高でも年末12/20の「2.54倍」。それ以外のほとんどは1倍以下でした。これは55%上昇した2017年も同様で、いかに期待が高まるほど(倍率が上がるほど)株価はその通りにならないということがわかります。

分割は新規投資家(新しいお金)を集めやすく、企業側にも自信があるからできることですが、その新しいお金は継続的に入ってくるわけではなく、多くの方は買ってしまえば後は上がるのを待つといった状態になります。当然新規投資家の流入はすぐに枯渇し、買う人がいなくなれば下がるだけ。前回分割時はそれがわかりやすい動きとなってしまいまいましたが、、、

でもやはり今年は40周年。戻ってくる外国人も含めて、、、個人的には大きく昇ることは望みません。このトレンドを絶やさず、早いうちに体勢を立て直せれば御の字だと思っています。

この直線は、年末には21,500円に達します。ということは分割後の12月末、4,300円なら個人的には大満足です。そしてエリア拡大へと突入しましょう。

本日の日経平均は3日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1734、値下がりは78、変わらずは23でした。

朝方は前日の米株安を受け下げる場面もあったが、3月期決算企業の権利付き最終日とあって、配当や株主優待の権利取りを意識した買いを支えに切り返した。

東証大引け 3日続伸 配当再投資を意識、午後に一段高 – 日本経済新聞

■日経平均:27,883.78円(+365.53円 / +1.33%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【21,965円】(+70円 / +0.32%)

■最高値:22,150円(09:14)
■最安値:21,820円(14:22)
■値幅:330円(前日終値より)
■出来高:1,461,500
■引け成り:322,000買い

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