7割以上の銘柄が反発した地合い乗るも25日線(紫色)には乗せられず。日足の機能以前に、高い期待にそう簡単には呼応しないようですね。今週は19,400円ではじまり、あまり例のない非常に狭いレンジでの5日間でした。
結果的に日足線が下を向いての上ヒゲと体勢的には良くは見えませんが、逆に下げ止まったようにも見え、いずれにせよタイミング待ちといったところでしょうか。この動きを見るに、今週も大きな信用倍率の動きもなさそうです。
やはり、期待が重荷ですかね。
ちなみに12月、9日間の入園者数は前月の9日間と比べて「+4.5%」(リアルタイム待ち時間調べ)。あくまでも概算ですが、11月は祝日があったことも考慮すると、数字以上には増えている傾向が見られます。
ビリーヴのスタートもあり当然かも知れませんが、ちなみにこれでもまだ、2019年の同時期に比べると「-27%」です(同サイト調べ)。
ただ、客単価的には当時よりも25%程度上がっておりますので、これから3月に向けてどのくらい増えていくのかも見ものですね。
出典:Kabutan
今期の売上高予想は「4,421億円」。2019.3月期の5,256億円までは少し遠いかもしれませんが、2020.3月期(休園あり)の4,644億円は超えてくるかも知れませんね。売上が先細る心配はまだなさそうです。
マーケティング用語で「プロダクトライフサイクル」というのがあります。これは企業や製品の立ち位置等を4つのステージで表す成長パターンです。
出典:プロダクトライフサイクル(PLC)とは?マーケティングの基礎用語を動画と記事で解説
ちなみにサイゼリヤでは、堀井元社長が「当社はすでに成熟期に入っている」と公言していたりします。電子決算やタブレット注文の導入に重い腰なのは、「このフェーズでは顧客親密性が大事だったから」とのこと(決してサイゼリヤがこれから衰退するということではありませんのでお間違いのないよう)。
オリランドの場合、競合企業がないというのが揺るぎない強みですが、現在は果たしてどのあたりでしょう?
新エリアオープンで一旦成熟期か、ゆえにさらなる成長案件も欲します。多くの投資家はもう、新エリアの次を見ているかもしれません。
来年こそは、次のプロジェクト発表が欲しいところです。
本日の日経平均は3日ぶり反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1387、値下がりは372、変わらずは77でした。
前日の米株式相場の上昇を手がかりに幅広い銘柄に買いが入った。9日の香港株や台湾株の上昇も追い風となり、上げ幅を広げる展開だった。
■日経平均:27,901.01円(+326.58円 / +1.18%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,570円】(+100円 / +0.51%)
■最高値:19,720円(09:57)
■最安値:19,485円(09:00)
■値幅:250円(前日終値より)
■出来高:501,300
■引け成り:72,900売り