上ヒゲ陰線で反落感も含みますが、記録上は「+5円」で辛くも7連騰。今年は早くも昨年8月の連騰記録に並びました。
25日線(紫色)からの高度は【約+2,000円で+10%】、これは一昨年の株価18,000円新高値時の高度、【+1,500円で+9%】を全て超えてきた高さです。
そしてまたレーティング発表が1件。メリルさんで「買い継続」の「23000円→23600円」。目まぐるしい発表ラッシュ期ですね。
23,000円というと、だいたい上の◯印付近です。
過去の実績を見れば決して不可能な数字には見えませんが、ましてや今は新高値期。過去のリズムを見ると、達成するにしてもどのくらいの時間が必要でしょうか。どれだけ好材料が入ろうが、少なくともあと数ヶ月でとは個人的には思えません。
実は、先週21,000円に到達してから、週末ずっと考えたことがあります。
「NISA分の100株は、今年中に売らなければならない。少し早いけど時は満ちたのか。よし、週明けにもう一度21,000円にアタックしたら売ろう」。
今年はNISAリミット年、ロールオーバーという選択肢もありましたが、翌年のNISA枠が一発で吹っ飛んでしまうことで今回は考えていませんでした。期間と含み益から判断しても、一旦利確してもよかろうと、これは昨年決めたことです。
今年一年は常に売却するタイミングを考えなければいけなかったこと、まだまだ11ヶ月もあり、きっとまた低迷期も訪れるでしょう。これがあれよあれよで年末を迎えてしまって慌てるのならば、逆に納得ができる今ではないかと。
動ける時に動け。先延ばしはデメリットの方が多い。残りモノには福がある?否、明日やろうはバカ野郎。
本日、NISA分の100株を売却しました。
もちろん今年中にもっと昇ることも考えられますし、もしかしたらこの判断は失敗だったかもしれませんが、失敗か失敗でないかは自分だけが決めることです。
欲を出したらキリがありません。大事なことは「自分の中で気持ちの整理ができているか、納得できているかどうか」のみです。
今年の自分の目標株価は20,000円であったことから、週足線からの上振れも含めて現在の株価はすでに十分納得できており、今回のNISA非課税分(約20万円)を上乗せすると、個人的な実質株価は「23,000円相当」と考えることもでき、取引には好条件すぎるものでした。
この100株の購入日は2018年1月7日。当時の株価は10,385円でした。
あれから4年と1ヶ月、先日含み益がプラス100%を超え、この節目の数字にも背中を後押しされたかもしれません。
私の魂の100株は、寄り付き27秒のこれです↓
私が想定した週明けで手放す条件は、①寄り付きで再度新高値へアタック、②地合いは普通以下の2点でした。
本日9:00を過ぎた数秒間、日経平均と、週末に追い風を起こしてくれた空運関連が軟調なのを確認。そしてオリランドは再び21,000円超え。見事にもう今しかありませんでした。
この5分後にはさらに新高値を突き抜けましたが、二日間考えて、覚悟を決めた通りにしっかりマウスをクリックしましたので後悔はありません。
正直いくらプラスになったかではなく、どちらかと言えば、4年間苦しい時も耐え育ててきた100株と、いよいよお別れするときが来てしまったという事実のほうが寂しい気がします。
今まで計算しやすかった1000株。今回100株減って900株となりましたが、これからもよろしくお願いします。
本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1313、値上がりは783、変わらずは87銘柄でした。
米国のインフレ懸念の強まりを背景に米長期金利が上昇するなか、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株の下げが目立った。半面、バリュー(割安)株の一部には買いが入り、下値を支えた。
■日経平均:27,248.87円(-191.12円 / -0.70%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【20,920円】(+5円 / +0.02%)
■最高値:21,240円(09:05)
■最安値:20,740円(12:35)
■値幅:500円
■出来高:1,015,200
■引け成り:96,300買い
毎年のように新高値を突き進み、コロナのピークも一緒に乗り切ってきた100株。本当にありがとう。