と、本日の反落とは別の視点での見出しとなりました。
大きく動いた1日にはなりましたが、個人的にはもともと16,000円までの降下はむしろウェルカムでしたので特には動じず。
今日は特売りが入って9:00には寄り付かず、値がついたのは9:03あたり。
緊急事態宣言の延長もあるかと思いますが、それよりも日経225入りの期待を受けながらも外されてしまったという一時的な材料によるものだと思います。もちろん、こんな理由の反落であればこれも当然ウェルカムです。
ちなみに昨日発表になった新規採用銘柄はキーエンス、村田製作所、任天堂の3社。この3社の今日の結果は以下の通りです。
キーエンス | 72,660円 | +4.91% |
村田製 | 10,300円 | +5.50% |
任天堂 | 55,680円 | +0.98% |
一方、外された3銘柄はというと以下の通り。
日清紡 | 844円 | -10.97% |
東洋製罐 | 1,367円 | -15.30% |
スカパーJSAT | 433円 | +2.61% |
スカパーは昇りましたが、それ以外は壊滅的な下落。
225に採用するしないの基準はわかりませんが、それなりの土俵に立てるか降りるかという「イメージ」はやはり大きいようです。
特に日清紡も東洋製罐も、ここ1年は堅調に上げてきた銘柄(上の画像は日清紡)。今日の大落下は「225除外ショック」以外は考えられないでしょう。
ただ、昨年NYダウを除外されながらも先日上場来高値を決めたこんな銘柄もありますから、イメージなんぞいくらでも払拭できます。上の銘柄は米ファイザーさん。
ということで、今日は逆行安となってしまったオリランド。そもそも急反発直後であったことと、いつ調整局面が来てもおかしくない気配であったこと。そして何より平均線のGクロス直前であるということからも、慌てる日ではありませんでした。
とは言え、今日の直接の反落原因は「225採用なし」だったのかもしれませんが、実は緊急事態宣言延長のほうが後から大きくのしかかってきそうです。
本日の日経平均は7連騰。東証一部の値上がり銘柄数は1477(67.4%)、値下がりは602、変わらずは110銘柄でした。
短期筋の売り方による買い戻しが優勢で、午前には上げ幅を380円超まで広げ、約5カ月ぶりに3万円に乗せる場面があった。もっとも、きょうまで相場が急伸したことで利益確定などの売りも出やすかった。
■日経平均:29,916.14円(+256.25円 / +0.86%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【16,540円】(-215円 / -1.28%)
■最高値:16,630円(13:48)
■最安値:16,035円(09:04)
■値幅:720円
■出来高:1,464,000
値幅も720円と広く出来高も6/3以来3ヶ月ぶりの100万超え。さらに140万となると5/27の160万以来の売買量。
9:00の特売りには何事かと思いましたが、何ら直接的な材料はなく、あくまでも外部のみで盛り上がった一日と言ったところ。短期勢のお祭り日となったようです。
私もまさかここまで影響があるとはと思いましたが、今日の寄り付きの押し目は比較的取りやすかったかもしれませんね。もちろん後出しジャンケンの傍観者意見で申し訳ないのですが。
来年も、日経不採用になった次の日は狙い目かも?ということで^^;
不採用で後悔するなよ、日経さん!(笑)。