終値15,840円。オリエンタルランド株、逆行高も手探りの出来高26万。

記録上は逆行高ですが、首はかしげます。

いよいよここに来て、今回のGクロスも不発弾に終わりそうな気配は濃厚になってきました。ここまで期待が高まると株価もへそを曲げてしまったというのが、陳腐な表現ですがあながち間違っていないんじゃないでしょうかね。

地合いはもちろんですが、企業の特性上は空運・レジャー関連銘柄にも左右されやすいため、そう考えれば、ここ数日の落下はオリランドだけの動きとは限定できないわけでもあり、そこだけがかすかな希望。

今日の日経新聞では、3月で退任となった社長の記事がアップされていました。上西社長の実績は、就任前と比べ9.7倍と、表内ではトップでした。

退任社長、株主からの通信簿 時価総額9.7倍はOLC: 日本経済新聞

投資を始めてまだ5年目の私としては、やはりマクドナルドのカサノバさんのカリスマ性に最も目を引かれた印象でしたが、そうでもなかったんですね(上西社長に比べて任期が短いということもあります)。

簡単ですが、今日のプラ転はこの影響もあったのかどうか(ないですね^^;)。

ちょっと話が逸れますが、2位のシマノさん。

実は最近私もロードバイクを購入しまして、シマノさんは急に親近感のある企業となりました。

世界的にも「シマノ製なら安心」だと、薄々ながら肌で感じているここ最近なのですが、何よりも、今自転車市場は団塊ジュニア世代(概ね昭和40年代後半生まれ)にウケている傾向もあります。これがどれほど強いのか。

新しい趣味を持ちたい、できれば体も動かしたい。

という要望に自転車は意外とハマるコンテンツ。日本でも特に都心部では年々自転車に対する理解も大きくなってきていて、これから日本を背負う団塊ジュニア世代に向けた商品というのは今後膨らむ可能性は大いにありますよね。というか、膨らむはずです。

なぜなら今日本で最も人口が多い層がこの団塊ジュニア世代だからです。企業は、儲けたいなら当然無視できない世代ですし、「アラフォー」なんて言葉(40歳代のブランド化)ができたのも、この世代が40歳に突入してからであり、まだ10年も経っていません。

世界の流れと逆行して、残念ながらこれからどんどん人口が減っていく日本。そもそも人口が日本の半分の韓国は、「もう自国だけじゃやっていけない」と、随分前に世界に目を向けました。

90年代の英語力(TOEICレベル)は日本も韓国もほぼ同等でしたが、90年代後半、金大中時代から突然激変します(以前、ソニーの平均英語力はTOEIC400点、サムスンは900点と聞いたことがあります)。

韓国人の英語力が急上昇し、今日本で取り入れられている英語教育コンテンツの多くが韓国産のものであったり、今みんなが使っている「LINE」も掘り下げれば韓国産であったり(←これは知らない人が結構多い)、サムスンが世界のスマホ市場を牛耳ったり(←今も日本だけでは売れず、docomoは以前よりGALAXYから「SAMSUNG」のロゴを取っ払っている)、日本と同じく人口が減っていく国ながら急成長を遂げました。

はたまた日本はと言えば、先日某WEBサイトのお問い合わせページを作成して、その集計もしていたのですが、記入メールアドレスの3割がまだ「docomo」だ「ezweb」だ「softbank」だの携帯キャリアメールで、返信できなくて頭を抱えました。

これらのキャリアメールは、携帯会社が顧客を囲い込むだけに作成した独自のドメインで、当然海外とは一切コンタクトは取れませんし、デジタルグローバル時代になったはずの今も、未だ鎖国がされている状況。しかもまだ3割がこれを使用しているという実態が見えて、正直びっくりしました。

さて、今日の話のこの脱線具合は、ここからもうオリランドには話が戻せません。

読み返すと、ちょっと日本を悪く言うような感じになっちゃいましたが、もちろん、日本に生まれて良かったというのは間違いありませんし、まだ1億人以上が住んでますから余裕があるんでしょうね。危機感を煽る書籍も多いですが、いよいよとなったら、そりゃちゃんと対応するはずです。

本日の日経平均は4連敗。東証一部の値下がり銘柄数は1297(59.1%)、値上がりは767、変わらずは126銘柄でした。

前日の米株式市場でハイテク株が軟調に推移した流れが波及した。国内の新型コロナウイルス感染拡大への警戒も重荷だった。

東証大引け 4日続落 ハイテク株に売り、コロナ拡大も影: 日本経済新聞

■日経平均:28,707.04円(-84.49円 / -0.29%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,840円】(+10円 / +0.06%)

■最高値:15,930円(09:26)
■最安値:15,810円(09:19)
■値幅:120円
■出来高:263,500

出来高は25万。いつぶりだと思うほどの低水準で、調べたら、4/5の25万ぶりでした。

時期的には当時と同様、決算を一ヶ月後に控えた今の投資家たちの心理状況は似ているのでしょうか?

ちなみに決算後の4/30の日足はこんな感じでした(決算は4/28)。

決算落下はなかったものの、Dクロスが加わったのもあると思いますが、嫌な落下が続きました。さらにちなみに、当時の信用倍率は1倍未満です。

今回もこうなってしまうのか、はたまたひっくり返すのか。見てやろうじゃないですか。

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