日経平均が一時マイナス1,000円となるなど、苦しい地合いの一日。気がついたら2万9000円を割っており、下げ幅は2ヶ月半ぶりとのこと。様子見段階のオリランドも振るわずに反落。
上は日経平均(オレンジ)との、コロナショックが始まった昨年2月からの比較です。
「大きな山」を描いた形としては、決算後といい昨年夏と似ており、リズムとしては反発に転じてもおかしくない頃合いなんですが、日経平均が頭打ちとなってしまっている地合いも影響しているようにも見えます。
昨年も6月からは逆行安で大きく落下はしましたが、日経平均の勢いが止まらず、その追い風に乗れたという恩恵はあったことでしょう。
もちろん、どこから比べるかで大きく印象は変わりますので、念のため、特に勢いづいた2017年から比べると上のようになるというフォローも入れておきます(オレンジ:日経平均)。
どちらにせよ、ここからオリランドが単独で上げていくというのは少々見えにくいかどうか。比較的強い5月を迎えていますが、その5月は宣言延長で消され、次の大きなイベントは1Q決算。もしかしたらもう少し我慢が必要かもしれませんね。
こう見ると、結果論で恐縮ですがやはり2019年の16,000円と、昨年末〜2月の18,000円は確かに高すぎたというのもよくわかります。
しかし買おうと思っている株がどんどん上がっていっちゃうと、焦りやなんやで平静さを失ってしまうのもよくわかります。2019は私もやってしまいました。
もちろん未来はわかりませんし中期レベルでは下落トレンド真っ只中にありますが、これでもまだ週足長期〜月足レベルでは底上げ段階でもあること、でも週足や月足じゃとっさの対応がしきれないという声もありますが、逆に日足分足では狼狽しやすいという欠点も。
赤字だというのに普通に新高値を連発してしまった昨年度、今年の3月といい、少しクールダウンが必要な頃合いだと言われても仕方がないかもしれません。
この株はきっと、売らない人は絶対売らない率が高い株ですから、セルインメイで日経が崩れたとしても下値は守られると考えています。
ちょっと上がると利確売りが入ってしまう今のオリランド、ぐぐぐと上げて、また信用倍率が1を割ってくるような、面白い相場が早く来ることを願って。
本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1989(90.8%)、値上がりは169、変わらずは33銘柄でした。
業績拡大への期待先行で買われてきた半導体関連などハイテク株などに売り注文が膨らんだ。
■日経平均:28,608.59円(-909.75円 / -3.08%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,070円】(-195円 / -1.28%)
■最高値:15,225円(09:14)
■最安値:15,025円(13:45)
■値幅:240円(前日終値より)
■出来高:642,400
日経同様に寄り付きから落下一辺倒な一日。でも比較的オリランドは反発ポイントが多く、もしかしたらというタイミングががいくつか見られました。
週足(月足)2年のラインでなんとか下げ止まっている現在。ここはそう簡単には切れません。新高値祭りの代償も払った今、私は耐えられるんじゃないかと思っています。