終値15,490円。オリエンタルランド株、赤字決算も決して減ったから苦しいわけではない。

微妙に5日線(緑色)はキープしたものの、もはやこれは参考にはならないですね。

さて、先程待ちに待った赤字決算の発表がありました。ざっと見たところ、①売上高は前年比65%減で、さらに予想よりも12%減。とは言え純利益は、休園があったことと人件費も減ったことで、予想では-511億円のところ-541億円(予想よりも-5.8%)で済みました。

せめてが上を向いてくれれば(向いてくれるはず)だと思っていましたが、いかんせん入園者数が、予想した950万人から756万人と20%も減ってしまったため致し方ないでしょう。

でもこの表現には少々語弊もあり、「減ってしまった」のではなく「計画的に減らした」という点も忘れないでおきたいところ。オリランドにとってみれば、減ったから苦しいのではなく、減らさざるを得なかったから苦しいというのが今後の本当のポイントになりそうです。

予想入園者数が20%減ってもの売り上げ予想が12%減で済んでいる理由のひとつとしては、1人当たり売上高予想の12,710円から13,642円に跳ね上がったことも良い材料。

ここぞとばかりにお金を使う人が多かったのか、空いてるから使いやすかったのか、来たくても来れない方のためにお土産を買い込んだのか。ここ数年は12,000円で横ばいが続きましたが、確かに跳ね上がりました。

<追記:くるりんさんの考察>

なるほど!確かに年パス組が減ったからというのはその通りだと思います!

ところで、先程決算発表と同時にLINE証券からこんなメッセージが届きましたが、こんなに今さら感が強い情報もありません^^;

AIの判断なので仕方がないですが、落ちるならとっくに落ちていますし、いずれにしても特にここ1年は売り上げに反比例して動いきてきました。

先程のの部分、「予想よりも減った」という点は確かにマイナス要因のひとつですが、「減らさざるを得なかった」という、決して企業の価値が落ちたわけではないということに、一時的な下落があったとしても週足には影響はないのではと考えております。

オリランドが本当に苦しくなるときは、「減ったから苦しい」と、集客に走る傾向が出てきた時だと思っており、その点はまだ微塵も感じません。特に人気株は短期的な乱高下はつきものですから、落ちれば当然悲しくなるもののどっしり構えていきたいです。

決算の詳細はオフィシャルサイトのニュースリリースから。手っ取り早いのは株探の「決算タブ」から。

本日の日経平均は反発したものの、東証一部は値下がり銘柄のほうが多く、値下がりは1481(67.6%)、値上がりは628、変わらずは79銘柄でした。

日経平均が2万9000円前後で底堅さを見せたことで先物買いを誘い、上げ幅が100円を超える場面もあった。

東証大引け 反発し62円高 決算発表銘柄に買い FOMC前に膠着も: 日本経済新聞

■日経平均:29,053.97円(+62.08円 / +0.21%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,490円】(-120円 / -0.77%)

■最高値:15,690円(09:00)
■最安値:15,465円(09:33)
■値幅:225円
■出来高:597,600

決算直前の静けさか、出来高も値幅も標準的。赤字なのは誰もがわかっているものの、果たしてどっちに動くのか様子を見ている感じでした。

ただ明後日は大きな動きが予想されます。

明後日は、一旦落ちてからすぐに反発を見せるのか、それとも一旦叩き落とされるのか。

いやでも、ここで叩き落されるなら昨年10月の時点でとっくに落とされているとは思うんですけども。オリランドの場合、決算は事前にほぼわかりきっており、今さら叩き落とすのは性格悪すぎるでしょう^^;

今日は、ここ数ヶ月間怯えていた決算が終わり、個人的な感想としてはとにかく安堵感のほうが強いです。ひどい一年でしたが、本当にお疲れさまでした。

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