前場の反落までは2018年と同じ推移でしたので、もしかしたらとわずかな期待も抱いておりましたが。
昨日から一転、75日線(赤色)に絡む苦しい展開。今回も4連騰ならず。
昨日書きましたが、3月の権利落ち日の過去11年の成績は悪くても2010年の「-1.5%」。つまり今年の「-2.3%」は12年目にして過去最低の成績を出してしまったということになります。
権利落ち日に強いオリランド、こんなにしっかり売られたのは9月を合わせても珍しいですね。
週足で見ると、今週もピタリ中期線です。
しかし矢印で書いたとおり、反発するなら良いタイミングにも見えなくもないんですけどもね。信用倍率も上がってきてしまった現在、やはり上への力も弱まってきた傾向も否めませんでしょうか。
しかし今年の3月は我慢の連続。高値圏で突入してしまったのも影響していますが、こちらも珍しく良いところがない月となってしまいました。
来月末はいよいよ総決算。赤字なのは誰もが重々承知の上ですが、35周年の好決算時も落下していることから、得てして悪いから落ちるということでもないかもしれません。
誰もが織り込み済みのはずの大赤字、むしろどんな合わせ技(好材料)を持ってくるかに期待したいところです。
本日の日経平均は4連騰。その割には東証一部は値下がり銘柄の方が多く、値下がり銘柄数は1564(71.4%)、値上がり銘柄数は541、変わらずは55でした。
中国や香港などアジア株式相場が堅調に推移したことが投資家心理を上向かせたほか、日銀による上場投資信託(ETF)を買い入れ観測も相場を下支えした。
■日経平均:29,432.70円(+48.18円 / +0.16%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【16,960円】(-400円 / -2.30%)
■最高値:17,290円(09:00)
■最安値:16,840円(13:13)
■値幅:520円(前日終値より)
■出来高:930,100
昨日買って今日売った方は少ないと思いますが、結局反発することなく典型的な権利落ち日となりました。ただ、寄り付きからゆっくり下げていったのは、もしかしたらを期待するの気持ちの現れかもしれません。残念ながら今日はもしかしませんでした。
信用倍率は【1.13】から【1.45】へ上昇し、買い戻し勢力がさらに縮小。
これで前月比で【-4.9%】。しかしこれでも1月比では【+3.7%】ですので、単純に2月の大きな上振れをうまく調整できたのだと前向きに考えます。
実質、年度始めとなった本日(受渡日が4/1のため)、今年度もよろしくお願いいたします。