串刺し判定が微妙ですが、25日線(紫色)に到達したということでお見事な一日。2018年の【+3.4%】には及ばずとも、期待に応えてくれました。
そもそもこの「串刺し」が株用語として正しいのかわかりませんが(苦笑)、イメージは伝わると思います。
これで3月の権利付き最終日は2016年から6連勝。そして何より3/8以来3週間ぶりに25日線に絡む形となり、一旦はホッとしました。さらに今日は今年4度目の3連騰。
これまで良いとこがほとんど見られなかった今年の3月、残り2日、こうなったら明日の「権利落ち日」の過去も調べてみましょう。
※私もいまだ注意しないと混乱してしまうのですが、正しくは今日が「権利付き最終日(持ってなきゃいけない日)」で、明日が「権利落ち日(売ってもいい日)」となります。今年もtwitterなどで「権利落ち最終日」なんてごっちゃにしてつぶやいてしまい、混乱を招きまして申し訳ございません。株用語、ややこしいです。
<3月・権利付き最終日、権利落ち日の成績>
権利付き最終日 | 権利落ち日 | |
2010 | -0.3% | -1.5% |
2011 | -1.8% | +3.2% |
2012 | -0.3% | +0.5% |
2013 | -0.4% | -0.3% |
2014 | +0.6% | -0.2% |
2015 | -2.1% | +8.0%(分割日) |
2016 | +0.2% | -1.0% |
2017 | +0.6% | +1.1% |
2018 | +3.4% | +0.1% |
2019 | +2.7% | +0.6% |
2020 | +0.5% | +0.6% |
2021 | +2.9%(本日) | ??? |
権利付き最終日の「6勝5敗(本日を除く)」に比べて、明日の権利落ち日は「7勝4敗」と好成績。
また下げたとしても1%前後で、こう見ると「権利落ちに強いオリランド」というのもよく分かります。
ただ、平均上昇率も約1%前後で(分割日除く)、今日の「権利付き最終日」の平均1.3%に比べると若干控えめ。
あくまで平均値ですから全く当てにはならないのですが、明日の権利落ち日に大きく落下するということは避けられそうな傾向はあります(あくまでも傾向です)。
2018年はここからさらに1.8%の上昇もありましたので、同様の上昇を皮算用してみると「17,670円」。2月終値(17,840円)までには届きませんが、最後の「にぎりっぺ」に期待がかかります。
何より、25日線の上に抜けてくれるとまたしばらく面白くなってきそうで、そういう意味でも明日は大事な一日になりそうです。
そして明日は、今年初の4連騰もかかります。
本日の日経平均は3連騰。東証一部の値上がり銘柄数は1225(55.9%)、値下がりは900、変わらずは68銘柄でした。
新型コロナウイルスのワクチン接種拡大による景気回復期待を支えに前週末の米株式相場が大幅上昇した流れで東京市場でも買いが優勢だった。
■日経平均:29,384.52円(+207.82円 / +0.71%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,360円】(+485円 / +2.87%)
■最高値:17,425円(11:15)
■最安値:16,905円(09:03)
■値幅:550円(前日終値より)
■出来高:1,530,300
14:00過ぎの落下は日経平均同様。しかし持ち直しました。キレイな串刺しは出来上がりませんでしたが、日経の+0.7%に対して+2.9%は大健闘でしょう。
出来高153万は今年最高で、昨年11/11の169万以来の大商い。
パスポート権利を決めたかったか、15:00にどっさり30万株の引け成り買いも入っていました。
パスポート、みんなでもらってみんなで踊ろう、ベイマックス!