終値17,195円。オリエンタルランド株、果たして目標株価は信用できるのか?

さすがに昨日の利確売りが入ったか、連騰ならずで75日線(赤色)上での様子見。

緊急事態宣言の解除も正式に発表され、果たしてオリランドは何人入園させるのかにも注目が集まります。むしろ今、「制限なし」でどれくらいが集まるのかも気になるところ。1日10万人はないとしても、6〜7万人がコンスタントに入園できたら、チケット値上げと価格変動制でそれなりに戻ってしまいそうです。

ただやはり、密に敏感になってしまった私たちの後遺症は長引きそうですね。

そう言えばここ一ヶ月くらいレーティングの発表がないなと思いながら、このレーティング発表と株価の動きの関係はどうなっていたのだろうと気になり出し、以下に2020の1年間に出されたものを掲載してみます。

2020 証券会社 レーティング 目標株価
12/23 野村 Buy継続 18100 → 18800
12/22 モルガンS Underweight継続 9700 → 9900
12/10 ジェフリーズ Buy継続 17200 → 20600
12/03 水戸 A継続 18500 → 23000
11/11 SMBC日興 2継続 14800 → 14500
11/02 大和 2継続 13700 → 16500
10/30 野村 Buy継続 17600 → 18100
10/30 GS 中立継続 13300 → 12400
10/27 みずほ 買い継続 15800 → 16900
10/15 野村 Buy継続 16800 → 17600
10/07 ジェフリーズ Buy継続 16900 → 17200
09/14 モルガンS Equalweight → Underweight格下げ 14300 → 9700
09/08 SMBC日興 2継続 14300 → 14800
08/20 シティG 2 → 3格下げ 16000 → 12000
08/19 メリル 買い継続 18700 → 17400
08/04 岩井コスモ A継続 18000 → 16000
07/31 GS 中立継続 13700 → 13300
07/30 GS 新規中立 13700
06/25 岩井コスモ B → A格上げ 14000 → 18000
06/25 SMBC日興 2継続 14700 → 14300
06/16 シティG 1 → 2格下げ 17000 → 16000
05/19 水戸 A継続 21500 → 18500
05/14 野村 Buy継続 17000 → 16800
05/13 三菱UFJMS Overweight継続 20000 → 18500
05/13 メリル 買い継続 19000 → 18700
05/12 モルガンS Equalweight継続 15100 → 14300
05/08 岩井コスモ A → B格下げ 19500 → 14000
04/22 ジェフリーズ Buy継続 17650 → 18000
03/30 ジェフリーズ Buy継続 17750 → 17650
03/12 ジェフリーズ Buy継続 17950 → 17750
03/09 CLSA OP → BUY格上げ 16800 → 17100
03/06 大和 1継続 19000 → 16500
03/04 岡三 中立 → 強気格上げ 16600
03/02 ジェフリーズ Buy継続 18000 → 17950
02/21 野村 Buy継続 17300 → 17000
02/12 ジェフリーズ Hold → Buy格上げ 14900 → 18000
02/10 SMBC日興 2継続 14100 → 14700
02/05 三菱UFJMS Overweight継続 21200 → 20000

参考:レーティング – MSTG

そして、上の目標株価を昨年の株価に当てはめてみると以下のようになりました。

第一印象としてはどうでしょうか。恐らく「全く当てにならない」が多数ではないかと思われます(笑)。

証券会社によってこれだけバラツキがあるというのも改めて気づかされました。何らかの関係が見つけられないかと期待しましたが、骨折り損のくたびれ儲け感が強いです。

唯一、唯一当たったと言いますかそれっぽい動きを見せたのは、赤丸をつけた昨年10月のジェフリーズ・野村・みずほ・大和さんの目標株価変更。その一ヶ月後に株価がついてきました。

とは言え、ジェフリーズと野村さんは12月にはさらに上方変更をしてこれは撃沈。また1〜2ヶ月で変えてくるということは、目標株価というのは1〜2ヶ月後を見てのものなのでしょうか。それにしてバラッバラです^^;

そして直近では、野村・岩井コスモ・岡三さんの3つが19,000円台を掲げておりますが、これもやはりかなり厳しかったですね。

目標株価は、引き上げや引き下げが続いた際に「勢い」があるかないかということがなんとなく感じられる程度でしょうか。この辺ももう少し掘り下げて調べたかったのですが、今回はこの辺で。

あくまでも「目標株価」。決して「予想株価」ではありませんので、外しても誰にも文句は言われないのです。

以前も書きましたが、うまく責任を回避したとっても秀逸なネーミングです。裏を返せば、「わからない」ってことなんでしょうね。プロでもこんな具合なので素人の私がわかるはずもなく。とりあえず信用するしかないのは過去の例。

少なくともここ数年は「週足はウソつかない」といった推移、ドンと上に乖離したとしても冷静な気持ちは忘れないでいたいものです。

歴史は繰り返しやすい。なぜなら人の考え方はそうそう変わるものではないから。

こう見るとまだ現在は、一応週足長期から飛び出した「注意圏」に当たりましょうか。株価が降りるほうが先か、週足が株価に追いつく方が先か。

降りてくるなら15,300円。この辺までならまだ想定内です。逆に言えば、株価が15,000円を突破したのは2019年の夏。あれから1年半で週足長期線が追いつくということは、最悪1年半待てるなら、どこで買ってもプラスになるというペースでしょうか。もちろん全ては今までのお話しで、決して未来を保証するものではありませんが。

本日の日経平均は7連騰ならず。東証一部の値上がり銘柄数は1409(64.3%)、値下がりは682、変わらずは104銘柄でした。

米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えた様子見ムードが強く、指数は小動きが続いた。

東証大引け 7日ぶり反落 日米中銀会合前に取引手控え: 日本経済新聞

■日経平均:29,914.33円(-6.76円 / -0.02%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,195円】(-160円 / -0.92%)

■最高値:17,290円(09:00)
■最安値:17,120円(11:23)
■値幅:235円(前日終値より)
■出来高:560,800

6連騰の日経平均が戸惑いを見せた日。オリランドも売り買いが拮抗した日となりました。

信用倍率は【0.55】から【0.91】へ。こちらも拮抗してまいりました。

売りが減って買いが増えたということは、3月後半は上がると予想する方々が多いとも取れますね。

3月10連覇がかかった今年。全盛期の、中野浩一のような心境です。

果たして終盤の、「浩一ダッシュ」は見られるか!?

「もう中野を出すな。他の選手がやる気をなくす」。これが当時の世界から見た浩一ダッシュの評価です。

中野は、スタンドのブーイングに、ガッツポーズで応えた。

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 26,666,912......

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