終値15,220円。オリエンタルランド株、過去2回の決算後の動き。

今日は一昨日より大きな上ヒゲを残しての陰線、さすがに力尽きる頃合いでもありましょうか。

25日線からの乖離は300円はないかという位置で、対25日線で言えば高くはないのですが、その25日線そのものが高い位置。

地合いにも助けられて7勝3敗(+480円 / +3.2%)で折り返した10月中旬ですが、いよいよ決算ラッシュの時期に突入していくことになります。

今年は4月、7月と日経平均もわかりやすく落下しており、わかってはいても、目の前に突きつけられる数字にはおののいてしまうというのが人の心理なのでしょう。

今回は3度目の正直?しかしやはり赤字決算覚悟であることは間違いなく、少々異常なオリランドであっても「どこまで耐えられるか」を考えたほうが現実的でしょう。

今年の4月、7月の推移は以下でした(決算日の株価を基準として算出)

決算日 決算翌日 3日後 10日後
4月(14,285円) -4.2% -7.2% +0.8%
7月(12,860円) -1.5% +2.7% +9.5%

すみません、表的には間違いないのですが、かなり誤解を招きそうな乱暴な表になりました。

特に7月は、21日を最高値にすでに大きな下落傾向にあり、7/21を基準とすると、決算翌日は【-10.8%】にもなります。

まとめると、決算前後に最大で概ね4月は-8%、7月は-10%揺れたということです。

となると、今は買いか売りかと言われたら、やはり売りになるというのも当然の流れですね。

しかしいずれにしても決算10日後には回復しており幸いにも一時的なものではあったのですが、このくらいの落下を今回に当てはめると、「最悪14,000円を割ることもある」というくらいの覚悟も必要です。

地味に75日線(赤色)も持ち上がり傾向になってきましたが、現在14,200円あたりの、ちょうどよい位置を走っているのもなんだか不気味でもあります。

ただ4月7月の時期と比べると、今回は明らかにコロナに対する感じ方が大きく変わっています。間違いなく良くなっていることからも、大揺れが起きても今回は75日線が止めてくれる(-5〜6%程度)ではないかと考えるのも自然な予想でしょう。

また、ここ2年間はここから年末に向けて失速傾向にありましたが、2018年はアップルショックからの世界同時株安、2019年は大上昇分の調整と考えると、参考になるかどうかです。今年はとにかく大統領選でどうなるかですね。

本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1723(79.7%)、値上がりは380、変わらずは76銘柄でした。

米国の追加経済対策の早期成立が困難になったとの見方や、フランスが一部の都市で夜間の外出を禁止する方針を打ち出したのが重荷となった。

東証大引け 3日ぶり反落、海外景気の先行き懸念 薄商い続く:日本経済新聞

■日経平均:23,507.23円(-119.50円 / -0.51%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,220円】(-65円 / -0.43%)

■最高値:15,310円(09:15)
■最安値:15,210円(14:59)
■値幅:100円
■出来高:412,700

久しぶりに15,300円を超えてきましたが、一昨日のような迷いが垣間見られるチャートになりました。

なんとか持ってはくれましたが、日足の嫌な形もあってさすがにそろそろかという局面ですね。

いやしかし、1Q決算時の最安値【12,365円】から現在は「+23%」の回復。すでに十分なびっくり反発ではあります。

2020年の株価の推移はこちら

円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 21,867,017......

株の優良ブログ検索はこちら↓

にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

スポンサーリンク
関連記事



スポンサーリンク
トップへ戻る