終値13,615円。オリエンタルランド株、決算前の揺さぶり。

約一ヶ月間の我慢大会も、本日は最も最安値を記録。昨日、決算まで動きはないと書いた、その舌の根も乾かぬうちにさすがに持ち越せないという方が多く出た形でしょうか。

2.75%の落下は、開園発表二日後の6/25の-3.94%以来。しかし当時の184万の出来高に比べて本日は半分以下の75万。この出来高が伴わない下振れをどう見ましょう。

週足で見るとやはり25週線(紫色)に押されている状態で、何より今は、これを上抜けする材料が何も見当たらないのも苦しいところ。

再休園?大赤字?ボロボロ決算?と、マイナス材料だけが浮かんでくる今日この頃、とても積極的に買っていく状態にないのはよくわかります。次に見ているのは、買っても良いと考える方がどのラインにいらっしゃるのか。株主予備軍のみなさまはどこで待っていらっしゃるのか。

3月は12,000円というラインがはっきりと底になりました。11,000円台になった途端にNISAも含めて多くの買いが入り、結果的に終値で12,000円を割った日はありませんでした。アナリストの評価も高かったという後押しもあったでしょう。

オリエンタルランド (4661) | 目標株価まとめ

ここ一ヶ月発表がないのも気になりますが、こんな中でも目標株価の中央値は16,000円台と高く、この辺も大きな支えになっているのも確かでしょう。

しかしこの目標株価とは、いつを想定して算出しているのでしょう。少なくとも今は、今年度中に実現するとは到底思えません。

後はこれはどうかはわかりませんが、出しているのはいずれも証券会社ですからね。ということはそれなりの「ポジショントーク」的なバイアスもかかってくるわけであり。

要するに、証券会社はお客さんに買ってもらいたいがために、あえてレーティングを引き上げるというウルトラCもあって然るべきでしょう。考えすぎかも知れませんが、これは絶対にあるはずです。人間ですから。

そうなるともう何を信用したら良いのか。いや、そもそも誰かを信用してはいけないのですね。

でもみんな(私も含め)、できるだけ安心したいので常に一生懸命大義名分を探します。どこかで誰かに「大丈夫だ」と言ってもらいたい。でも残念ながら、未来は誰にもわからないのです。

本日の日経平均は3日続落。東証一部の値下がり銘柄数は1534(71.0%)、値上がりは557、変わらずは81銘柄でした。

決算発表前の様子見ムードで薄商いのなか、持ち高整理目的の売りがファナックなどに出て、相場を押し下げた。外国為替市場での円高・ドル安傾向も自動車など輸出関連株の売りを促した。

東証大引け 3日続落、ファナックなどに売り 様子見ムード強く:日本経済新聞

■日経平均:22,657.38円(-58.47円 / -0.26%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,615円】(-385円 / -2.75%)

■最高値:13,965円(09:00)
■最安値:13,565円(14:43)
■値幅:435円(前日終値より)
■出来高:756,900

上にも書きましたが、今日は比較的出来高が伴わない大きな下げ。決算ショックを見越してのはや逃げと見ておりますが、さすがに織り込んでいるはずだとは思っています。というよりも、本当はどうにも動けないという心理のほうが正解でしょうか。

信用倍率は前回から0.01上がって【0.96】。売りも買いも3週連続で減少し、一時期に比べては乱高下しにくくなった状態にはあるようです。

明後日はいよいよ決算。もしも株価に大きな影響がなければ、乗り切り買いが入るかも知れません。もっとも、上昇気流を起こすほどの力はないはずですが。

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