4連騰はならずも地合いに救われたか、5日線で反発し下ヒゲを残して終了。
25日線(紫色)は、今回の個人的目標であった14,500円に到達。
一週間前の私の希望推移は上の矢印のような推移でした。平均線を14,500円まで引き上げられれば合格点だと思っていましたが、緊急事態宣言解除の一声で、今度は株価が緊急事態となって予想外の展開に。
もし今増資をすると考えるならば、私なら怖くて手は出せません。せめて25日線までの降下まで待ってから、バウンド時に掴みたいところ。
なんて言っておりますが、昨年はいつになっても降りてこず、結局高づかみしてしまったのも私なんですが。
言ってみれば昨年も非日常でした。25日線ばかりに固執して木を見て森を見ないまま、5ヶ月も待ってしまいました。全ては結果論ですが、週足で見ると15,000円前後までの落下はあって然るべき。でもそれが見えていませんでした。
順張りか逆張りか。わたしの逆張りの致命的な失敗談は他にも結構ありまして。
落ちたところを拾う、というのは理想ですが、落ちるにはいろんな理由があり、完全に立ち直れない落下時に手を出してしまったことも多数。言ってみれば昨年のオリランドの増資も、短中期で見たら完全なミスとなります(個人的にはミスだとは思っておりませんが)。
cisさんは下の本で、「下がる株は下がる、上がる株は上がる」と言っていました。
確かにその通りだと思います。
一般的に人間は損をすることは大嫌いな生き物ですから、少しでも安く買いたい、少しでも高く売りたいと欲が出てしまい、買いどきを逃し、売りどきを逃してしまいます。
買おうと思っていた銘柄がちょっと上がると、「なんで昨日買わなかったんだー」と、後悔が襲ってきます(私のことです^^;)。
cisさんはこうも言っています。
「過去に上がったか下がったかなんて関係ない。大事なのはこれから上がるか下がるかだ」。つまりこれが、「下がる株は…上がる株は…」に繋がるんですね。
株をやって学んだことは、どれだけ経験を積もうとも、最安値では買えないし、最高値では売れないということ。ここでいちいち後悔をしていたら、身がもたないですね。
昔読んだ羽生さんの本の一節も思い出しました。羽生さんは下の本でこう言っていました。
「敗北を全部受け止めると自己否定になってしまうから。負けるたびに自己否定していたら身が持たない」。
過去を分析することはとても大事なことですが、私達は先に進まなければいけません。
後悔をするもしないも気持ち次第。もっと強い気持ちを持って臨まなければいけないなと、肝に銘じるのでした。
今のところオリランドの増資予定はありませんが、もし二番底があったときは、考えるかも知れません。「NISAアタック」、憧れます。
あ、これだけ書いてもまだこんなこと言っているんだから、私はcisさんにはなれませんね^^;;;
本日の日経平均は続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1431(66.2%)、値下がりは662、変わらずは77銘柄でした。
経済活動が正常化に向かうとの見方から、空売りしていた投資家の買い戻しが続いた。証券や銀行、鉄鋼、海運など、これまでの上昇相場で出遅れていた景気敏感株を中心に買われた。
■日経平均:21,419.23円(+148.06円 / +0.70%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,760円】(-130円 / -0.82%)
■最高値:15,890円(09:21)
■最安値:15,560円(11:19)
■値幅:330円
■出来高:988,400
日経よりも30分ほど早く落下が始まった分逆行安にはなりましたが、まだまだお金が戻ってきているみたいですね。
とにかく個人の買いが強烈で機関が踏み上げられちゃってる状態、というのはラジオ日経より。この予想外の展開に、機関も混乱しちゃっているのかもしれませんね。
信用倍率は前回の【0.43】から少し下がって【0.39】。今週の上昇で、まだまだ売りは増えてそうですね。
5月もあと2日。3月の【+1,555円】の大上昇を超えることができるか?!
現在【+2,080円】です。