※オレンジ:日経平均
これが過去最大信用倍率の暴れ方か、完全な逆行安で今年最大の下げ幅となりました。
出来高1786万は、昨年本決算翌営業日の851万に対して倍以上で、昨年5/31に記録した2050万に次ぐ高出来高。
個人的には想定以上の落下となってしまいましたが、さすがにこれは多くの買い残を減らせたのではないでしょうか。
今回の落下による長期線(赤色)からの乖離は、グラフ的にはコロナショックを超えているように見えますが、これはチャートのトリックで、計算すると実際にはまだ「-10.7%」でした。しかしコロナショック後としては最大の下抜けに。
株価としてもちょうど昨年3月末の分割前に戻り、前回も書きましたが、先週末の日証金の速報では貸株(売り)がゼロ、融資(買い)が10,400株という偏り。やはり「期待されればされるほど、株価はそれに応じない」という相場のロジックを今回もはっきりと見せつけられました。
そして本日は目標株価の発表が3件。以下は4/24の1件と合わせた4件です↓
日付 | 証券会社 | レーティング | ターゲットプライス |
---|---|---|---|
2024-04-30 | 野村 | Neutral継続 | 5300円 → 5100円 |
2024-04-30 | ジェフリーズ | Hold継続 | 4800円 → 4600円 |
2024-04-30 | GS | 買い継続 | 6000円 → 5400円 |
2024-04-24 | モルガンS | Underweight継続 | 2720円 → 3100円 |
毎度渋めのモルガンSさんは24日に上げ、本日発表の3件は全て下げ。しかし下げと言ってもまだ5000円台が2件。
また今までは、今日発表したGSさんを含め、シティG、丸三、大和、BofAと、計5社が6000円台を出しており、これも相場を煽り立てる原因になっちゃいましたかね。証券会社さんも商売ですね。
ちなみに、オリランドの株価に対して私が最も信頼を置いている日興さんは、今年2/6に「4800円→5000円」。それ以降今のところ沈黙です。
そして昨年末に私自身が目標とした今年の株価も「5000円」です。
さて、yumekabu的来年の目標株価は、ズバリ「5,000円」です。
え?もう超えちゃってるし〜夢なさすぎない?
なんて言わないでください。過去6年の長期線基準で考えると、現時点でも13%も高く、いつまた4,600円台まで降りてきても「自然な動き」でもあります。
過去の成績からも、一攫千金を求めず、長く付き合いながら育てていく銘柄でもあります。来年も目標は控えめに、また10年後、7倍になっていたら良いなと考えながら株主を続けていきたいですね。
※オレンジ:日経平均 2023年もお疲れさまでした。 1年前、目標にした株価(長期線の巡航高度)は「4......
私が記録してきた過去8回の本決算後の成績は、今回以外にも2022年と2019年が年初来最大下落を記録し(2022は5/10まで9連敗)、2020年も「-4%」と、過去を見ても決して相性の良い日ではなく、特に今回は過去最高に加熱した信用倍率の回復もあり、このくらいは受け入れなければと言う気持ちです。
本日の日経平均は続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1374、値下がりは247、横ばいは30でした。
米市場でハイテク株の上げが目立ち、東京市場でも半導体関連を中心に主力株に買いが波及した。日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めた。緩和的な金融政策のもとで円の先安観が根強いとの見方も株買いを後押しし、上げ幅は一時600円を超えた。
■日経平均:38,405.66円(+470.90円 / +1.24%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,362円】(-292円 / -6.27%)
■最高値:4,545円(09:10)
■最安値:4,272円(12:34)
■値幅:272円(前日終値より)
■出来高:17,865,100
■引け成り:1,687,000売り