終値15,985円。オリエンタルランド株、再び16,000円へタッチ。

美しい上昇で、ぐんぐん引き上げられる25日線(紫色)。約2週間で500円の上昇は、昨年の絶好調時の約1.5倍のスピードになります。

昨年の上昇時も同じことを言っておりましたが、こうなるとやはり怖さが伴いますね。

果たして今回二番底は訪れるのでしょうか?

先日の日経新聞で面白い考察がありました。

1950年以降に16回あった米国の弱気相場のうち、82年の1回を除く15回で株価は一番底の1~3カ月後にさらに深い二番底をつけた。

16回中15回と言えば、確率94%。今回も当然訪れるというのが経験則による予想ですが、しかし今回が少し特例なのは、「景気の底がいきなり見えてしまった」ことだそうです。だから、今回は来ないかも?という考え方。

だが今回は異質だ。新型コロナの感染拡大を止めるために各国は経済を人為的に凍結し、景気は崖から落ちるように一気に悪化。同時に各国は財政・金融政策を最大限発動したのだ。「景気の底がみえてその対策がしっかりと打たれれば、景気がいかに悪くなろうと株価はそれ以上下がらなくなる」。

株式相場に「二番底」が来ないワケ:日本経済新聞

そして、パークの再開は秒読み?

昨日の情報ですが、フロリダのディズニーワールドは段階的に再開する計画を27日に提出したそうです。作業部会が承認し、さらに州知事が承認すれば、営業再開が可能になるとのこと。ちなみに、店舗やレストランの営業は先週再開したそうです。

フロリダは、4つのディズニーパークで年1億5000万人(日本の人口より多い)集めるというのだから、東京の3000万人に比べると、いやはや何もかもアメリカンです。

ちなみに、ディズニーリゾートの運営カレンダーは、6/8から「未定」に変更になっています。少しずつ見えてきましたね。

そうこうしているうちに、早速お昼の日経新聞にフロリダディズニーワールドの記事が上がっていました。7月11日から開園だそうです。

コロナ対策としては以下のように報道されていました。

・マスクやフェイスカバーをつける
・入り口で体温を測る
・パレードや花火は当分見送る
・ハグなどのキャラクターとの触れ合いを認めず
・アトラクションは感覚を空けて搭乗する
・レストランのテーブルを間引く
・非接触決済やスマホ注文を促す
・チケット購入時や園内看板でルールを周知

概ね上海と同じと言ったところですが、入園者数制限には特に触れていませんでした。

ちなみに同州のユニバーサル・スタジオは6月5日から部分的に再開するそうです。

いよいよ長いトンネルの出口が見えてきました。

ただ、ディズニー再開のニュースを受けても米ウォルト・ディズニーの株価は慎重のようで、やはりまだ恐怖心も伴い、手放しでは喜べないという評価と言ったところでしょうか。

むしろ、オリエンタルランドのほうに好影響をもたらしている感じも?

2月からの動きをウォルト・ディズニー(水色)と比較すると、2/28の休園発表を転機にいち早く回復に向かったのはオリランド。大きな差があります。

長かった騒動も落ち着きつつありますが、しかしいまだ休園中ということも忘れないでおきたいところ。

「売上が伴っていないのに株価が戻っている」。オリランドはちょうど今ラジオ日経でも取り上げられていました。

「ざっくり2割くらいの売上減は覚悟しなければならず、赤字になるかどうかも考えなければ」とのことでしたが、人数制限が入ると思いますし、さらに減益になる可能性が高いです。

「しばらく海外には行けないので、国内の娯楽施設には人は集まるのだろう」という考察もありましたが、人が溢れかえる状態にはすぐには戻らないでしょうし、今回の件で人混み恐怖症になった方も多いと思います。

二番底になるかはわかりませんが、現在の大予想外の株価は、どこかで一旦我に返るのではないかと構えています。これは昨年ヘタクソ増資をした私の意見です^^;

本日の日経平均は3ヶ月ぶりの高値で4連騰。東証一部の値上がり銘柄数は1530(70.8%)、値下がりは583、変わらずは53銘柄でした。

欧米で景気刺激策の議論が進み、経済活動の再開への期待感から短期筋による買いが集まった。国内要因では政府が2020年度第2次補正予算案を決めたことが投資心理の改善を促し、2月27日以来、約3カ月ぶりの高値となった。

日経平均4日続伸、終値497円高 景気刺激策に期待 :日本経済新聞

■日経平均:21,916.31円(+497.08円 / +2.32%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【15,985円】(+225円 / +1.43%)

■最高値:16,000円(10:37)
■最安値:15,735円(09:08)
■値幅:265円
■出来高:1,168,400

後場にかけての落下は日経平均とは逆行して固有のもの。16,000円に達して利益確定勢力が強まったのだと思われます。

出来高はいまだ100万台。暴風域は去りましたが、明らかに高い売買量が続きます。注目が集まるほど暴れる可能性が高くなることと、実態とかけ離れた動きから、今は注意銘柄と認識している方も多いのではないでしょうか。

やはり50万以下でひっそりと上がるくらいがオリランドっぽいんですけどね。

いずれにしも、ひとまずはコロナショック第一波の完全回復、おめでとうございます🎉

一時的かもしれませんが、まさか震災時よりも長い休園で、こんなに早い回復は予想ができませんでした。

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