25日線(紫色)との乖離は約150円弱でしょうか。
そろそろ着陸(タッチ)してもよい頃合いなのですが、いつもと違うのは、25日線の方から近づいてきている、というところ。
心理的ボーダーラインの底上げ、という意味では当然良い傾向なのですが、ここ1〜2年ではあまり見ない距離の縮め方。
このイレギュラーな展開は、やはり市場の期待が高まっている裏付けなのか、明らかに昨年とは違う(?)という投資家の混乱状態も読み取れるような気がします。
ちなみに、1年前の日経平均は2万2000円台半ば、現在は2万1000円台前半です。昨年比での日経平均の「伸びしろ」を考えると、オリランドもまだ上昇の余地はあると考えたいですが、そもそも日経平均自体にその余力が残っているのかも不安材料のひとつです。
そんな本日の日経平均は細かく続伸。その割には東証一部の値上がり銘柄はたったの26.6%でした。
香港の大規模デモで軟調が予想されたハンセン指数が反発し、投資家心理を支えた。ただ一方的に日本株を買い進める動きにはつながらず、大引けにかけては失速した。売買代金は2営業日ぶりに2兆円を下回るなど、商いは低調だった。
東証大引け 小幅続伸、7円高 香港株高が支え 商いは低調 :日本経済新聞
■日経平均:21,124.00円(+7.11円 / +0.03%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,410円】(-70円 / -0.52%)
■最高値:13,490円(09:18)
■最安値:13,375円(09:03)
■値幅:115円
■出来高:345,100
薄商いで値幅狭め。70円のマイナスでしたが、長期ホルダーとしては動きなしの判定日でよろしいかと思います。
動きなしではありますが、上にも書いたとおり、現在平均線のほうから近づいてきている状況です。投資する側も、読みにくい状態にあるのかと思われます。
最悪なケースは、株価が混乱して75日線(赤色)とのデッドクロス、そうなると、テクニカルで追っている投資家たちは当然ドン引きし、昨年末同様に迷走状態陥る心配もあります。
上は、昨年9/20のデッドクロス時です(紫線が赤線を下抜け)。
この後制御不能でさまよった期間は約2ヶ月。そもそも今と比較して株価の推移自体が完全に違っておりますが、現在の上昇ぶりを考えるに、夏枯れ相場に突入する前に覚悟はしておいてもよいかもしれません。
ちなみに昨年のオリランドの夏の動きは以下です。
6月:12勝9敗 / +475円
7月:11勝9敗1分け / +505円
8月:10勝13敗 / -225円
9月:8勝10敗 / -25円
※ちなみに、2017年は全勝
上昇傾向で最終的にはプラスで終えましたが、増資を考える立場としては、現在の立ち位置(25日線が13,300円手前で、なおも上昇中)として、慎重に判断しなければいけない局面です(オリランドの場合はいつも高値圏で、慎重もなにもないんですが)。
もちろんどんなに慎重に判断したつもりでも、当たらないときは当たらないのが株なんですけど。。。
少なくとも今年は、高まる期待は平均線など無視するのか、それとも市場はいつも冷静で、上がりすぎた株価の調整に入るのか。
現時点で確実に言えることは、「株価はとっても上がりすぎています」ということ。
当然私ごときが今後を判断できるわけがないのですが、今まで都度、このような局面で結果的に出してきた答えとしては「ホールド」です。
今も手放す気はないことから、私が出している答えは「さらなる上昇期待」なんでしょう。だから増資のタイミングも見計らっています。
もちろん毎日ひやひやなんですけども(;´Д`)