※オレンジ:日経平均
昨晩の京成電鉄絡みの日経ニュースです↓
京成電鉄は31日、保有するオリエンタルランド株について保有を続ける方針を明らかにした。英投資ファンドが資本効率改善のために売却することを要請していた。
心配をしていたほどではないですが、目の上のたんこぶがひとつ取れました。今日のオリランドは寄り付き直後に5,000円を奪還、その勢いを保ったまま、ほぼほぼ高値引けとなりました。
気がつけば25日線(紫色)は大きく上抜けて75日線(赤色)に迫ります。5倍を超える信用倍率の中で利確売りも多数あっただろうと察するも、「+205円」は新高値前日(6/27)の「+202円」を超えて今年最大。
地合いも追い風であったものの、やはり昨日の寄り付き落下の怪我の功名か、ほぼ週足長期線まで落ちたことである程度の調整はできたかも知れないですね。
さあこれで、また新高値への道が開けたか?!
う〜ん、個人的には「NO」です。
その理由のひとつは、週足中期線(紫色)が反落のタイミングにあるということ。あくまでも過去の例ですが、その多くはもう少し「充電期間」が必要でした。
その中期線は現在「5,206円」。昨年11月が良い例かもしれませんが、このラインがひとつ鬼門となるのではと考えています。
理由2つ目は、来年春の決算とエリア拡大に大きな期待があるということ。春の本決算まではあと半年、新エリアまでは8ヶ月もあります。ここで勢いづくのはさすがに息切れ必至でもあり、時期的にも相当な繰り上げ発車ではないかと思います。
やはり私は過去同様、今年はもう新高値までは昇らずに、いい頃合いで揉み合って終わるのではと予想しています。早ければ来年の年明け〜3月からですかね。むしろ未来にとってはその動き方のほうが健全であり、慌てる必要はありません。
※予想はあくまでも過去の例からの考察と、そこに個人の感想・希望を混ぜたものです。
本日の日経平均は大幅続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1308、値下がりは328、変わらずは22でした。
前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場で1ドル=151円台まで円安・ドル高が進み、輸出関連株に採算改善を見込んだ買いが入った。日銀が金融緩和姿勢を当面続けるとの見方も投資家心理を強気に傾けた。
■日経平均:31,601.65円(+742.80円 / +2.41%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,062円】(+205円 / +4.22%)
■最高値:5,076円(13:39)
■最安値:4,905円(09:03)
■値幅:219円(前日終値より)
■出来高:8,479,800
■引け成り:943,000買い