終値5,029円。オリエンタルランド株、反発を願うか反落を願うか?

※オレンジ:日経平均

気がつけば25日線(紫色)を大きく下ぶれしている9月下旬。引き続きだましだましの毎日が続きますが、春に比べてこの元気のなさは果たして企業の価値が落ちたからなのでしょうか?それともこの辺で一発反転して、また元気を取り戻すのでしょうか?

個人的には、跳ねに転じるにはまだ「充電」が不十分と見ています。

過去10年で見ても、次の新高値級の跳ねに転換するには、一度大きな調整期間(充電)を経ていることが伺えます(週足)。

現在長期線(赤色)が指す値は【4,401円】。新高値後は大きく落下して、「おいおい、もうオワコンやん」と思わせてからのドラマが続いた右肩上がりの10年だったわけです。

グラフでは2015年の新高値がマイルドな割に調整期間が長く見えますが、これは4分割があったためで、株価的な実際の10年は以下です↓

(画像:楽天マーケットスピードより)

2015年はチャイナショック等あったものの、これだけ昇れば低迷が長引いても仕方がないという破壊的な上昇。翌年2016年は、2021年までの過去10年で唯一マイナスになってしまった年です。

何が言いたいかと言いますと、跳ねれば跳ねるほどそれなりの落下が伴いますので、今回も含め、次の新高値を目指すにはもっと大きな調整が必要であろうということがひとつ。もしもあれよあれよで反発が起きたとしても、その次も必ず同じ問題に直面します。

タイトルの「反発を願うか反落を願うか」ですが、反発を願いたいのは当然でも、そのためには一旦相場を冷やすことも必要でしょう。

もうひとつは、来年の40周年決算と新エリアで恐らくもうひと跳ねは起きるでしょう。しかしこれらは全てすでに織り込み済みの話※であり、その後の中長期計画が今のところ何も出ていないという不安材料もあります(スペースマウンテン改装がありますがちょっと先です)。

※私の「織り込み済みか否か」の判断は、購入時にそれを考えて買うか否かです。今年購入した株主のほとんどの方は、これを期待して購入しているはず。

とはいえ新エリアは来年、そしてその新エリアの総決算が再来年と、ひとまずあと1年半程度は視界が澄んで見えるというのは、他企業に比べるとこれだけでも良しとすべきでしょうか。

2017年からの6年間、今までは常に3〜4年先あたりまで見えていたので強かった(?)。いや「?」でなくて、その通りだと思っています。次々と計画が完成していってしまう中で、この辺をぼんやりと不安視している今日この頃です。

どんなに壮大な計画であっても、出来上がってしまえば過去のもの。

しかし今回の分割後の「3年持てば優待ゲット」も良くできていると思いますし、NISAでも常時ランキングに入るなど、長期で応援してくれる株主が増えたであろうことは大きく勇気づけてくれます。

それがきっと、切りの良い5,000円付近から調整をさせない(できない)という状況に入っている今なのかと思います。

本日の日経平均は反落。東証プライムの値下がり銘柄数は1280、値上がりは495、変わらずは61でした。

金融引き締め長期化観測を背景に米長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)銘柄が多いグロース(成長)株の重荷となった。値がさの半導体関連銘柄が売られ、日経平均を押し下げた。

日経平均反落、終値363円安の3万2315円 – 日本経済新聞

■日経平均:32,315.05円(-363.57円 / +1.11%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,029円】(+8円 / +0.16%)

■最高値:5,044円(09:00)
■最安値:4,990円(09:58)
■値幅:54円(前日終値より)
■出来高:2,660,600
■引け成り:651,400売り

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 35,264,241......

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