※オレンジ:日経平均
地味ながらも5/11〜5/18(8連騰)以来3ヶ月ぶりの5日続伸。しかしやはり75日線(赤色)は抜けられず、地合いの反発もあってかどちらかと言うと自律反発風な流れと言ったほうが当たっているかもしれません。
またここに来てデッドクロスも視野に入ってきました。
平均線が少し見づらいですが、こちらは昨年10/24以来約10ヶ月ぶり。2018年からの過去5年を調べたところ、今回で10回目のようです。過去の詳細は以下↓
デッドクロス日 | 一ヶ月後の騰落率 |
⑨2022/10/24 | +4.4% |
⑧2022/5/12 | +7.7% |
⑦2021/7/29 | +11.3% |
⑥2021/4/9 | -6.2% |
⑤2021/1/25 | +12.7% |
④2020/7/16 | -1.8% |
③2019/11/27 | -2.4% |
②2018/9/20 | -6.9% |
①2018/3/9 | +8.2% |
その一ヶ月後にどうなったかも計算してみましたが、まさかこれが意外と悪くない?
いやいやその日付をよく見ると、⑨⑦⑤に関しては決算直前であり決算明けでの反発。⑧は昨年春のアレで、急激な落下に日足がついて来れず、デットクロスしたときには5月の反発が始まったというオチです。
もみ合いながらのデッドクロスと言えば、流れ的には昨年の⑨が似ていますでしょうか(決算前でしたので一ヶ月後は反発)。または決算後という意味では2019年の③↓
それまでが昇りきった株価でもあったため、その後一ヶ月はズルズルと25日線(紫色)に押されるような動きに(ちなみに一番右の大落下はコロナショックなので参考にはならず)。
「決算後」で「昇りきった株価」という意味では雰囲気的に今年も似ており、クロスを機にいよいよ調整期間に突入すると考えるのもおかしくはなかろうです。信用買いが増えている今、それはますます突入の裏付けとなるかどうか。
当時の信用倍率を見てみると、デッドクロス直前に2倍台へ膨らむなど、こちらもそっくりでしたが果たして。
さて、本日も目標株価の発表が一件↓
日付 | 証券会社 | レーティング | ターゲットプライス |
2023-08-10 | SBI | 中立継続 | 4500円 → 4700円 |
2023-08-07 | モルガンS | Underweight継続 | 2400円 → 2550円 |
2023-08-07 | SMBC日興 | 2継続 | 4700円 → 4800円 |
2023-08-03 | シティG | 1継続 | 6540円 → 6600円 |
2023-08-01 | 岩井コスモ | A継続 | 5700円 → 6500円 |
2023-07-31 | GS | 買い継続 | 5900円 → 6300円 |
2023-07-11 | ジェフリーズ | Hold継続 | 4300円 → 5050円 |
2023-07-06 | シティG | 1継続 | 6100円 → 6540円 |
2023-06-12 | JPモルガン | Overweight → Neutral格下げ | 4780円 → 5600円 |
2023-05-24 | SMBC日興 | 2継続 | 4000円 → 4700円 |
2023-05-23 | 三菱UFJMS | Overweight継続 | 5260円 → 6000円 |
2023-05-19 | 大和 | 2継続 | 4960円 → 5800円 |
2023-05-16 | シティG | 1継続 | 5400円 → 6100円 |
2023-05-11 | SBI | 中立継続 | 4000円 → 4500円 |
3ヶ月ぶりのSBIさんで「中立継続」の「4,500円→4,700円」。上げてはいるものの8/7の日興さん同様に冷静な判断。6,000円台のお祭りプライスは終わったかもしれません。
本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1340、値下がりは441、変わらずは54でし。
日銀の金融緩和姿勢などを背景に外国為替市場で1ドル=144円台と約1カ月ぶりの水準まで円安が進み、自動車やインバウンド(訪日外国人)関連銘柄が買われた。
■日経平均:32,473.65円(+269.32円 / +0.84%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,323円】(+22円 / +0.42%)
■最高値:5,367円(14:09)
■最安値:5,225円(09:10)
■値幅:142円(前日終値より)
■出来高:3,874,700
■引け成り:573,500売り