※オレンジ:日経平均
昨日の大きめな落下が若干の買いを誘ったか、今日は日経平均「-1.7%」に対してオリランドは「-0.6%」。5連敗は7/4〜7/10以来です。
日経平均も含め、反落の理由が説明できないなんてラジオNIKKEIで流れてきましたが(逆に言うと需給要因のため本質的な影響はない?)、オリランドもまさにそのような反落と言えましょうか。
一ヶ月前の新高値時と何が違うのでしょうね。毎日暑くてインパも大変だなんてのも少々無理な理由付け。30年前との比較ならまだしも、年間最高気温は絶好調時の2019年でも「36.2度」で、8月の平均気温も「28.4度」ありました(今年の8月は、まだ3日しか経ってないですが最高気温は「34.0度」、平均気温は「27.5度」)。
今回は、たった半年でもそれなりの含み益。単にこれだけ上がれば売りたくなるのも人の常でしょう。また今年は分割でNISAが開放になったこともあり、新規株主も例年より多くなっているはずです。特に4月からスタートした方の心理としては今回は初めての反落体験となり、売るか持つかどうするか?なんて、結構な緊張が走っていることも想像できます。
私が初めてオリランドを買ったのが2017年ですが、当時のオリランドもそれから半年以上上がり続け、初めての調整局面となったVIXショック時は、今見ればたったこれだけの下げなんですが、毎日そんなことを考えていたのを思い出します。
当時の気持ちを落ち着かせたのは中長期計画で、35周年に加えオリンピックや美女と野獣、エリア拡大など、近未来の視界の明るさになんとか踏みとどまったことが、たまたま今に繋がっています。
まだまだたったの75日線割れ。もちろんいろんな戦略はあると思いますし、一旦売ってしまうのも正解かもしれませんし、1〜2年後を考えるとなかなかどうでしょうというのもまた正解かもしれません。
ただ遅かれ早かれ大きな調整が来ることは間違いなく、あくまでも過去6年の例からは、最高値で売って長期線(赤色)まで沈んだときに買う、というのが最もパフォーマンスが良いのがわかっているものの、これもなかなかできるものでもありません。
高いときは欲が出て売れず、安いときは恐怖で買えないというのもまた人間。
もしできたしても、その売買周期は1年前後になりますから、そんなに頻繁に慌てるものでもないのかなというのも長い目で見た感想です。
今年は、好調月である8月に重なってしまった調整局面、今回もじっくり見ていきたいと思います。
本日も目標株価の発表が一件↓
日付 | 証券会社 | レーティング | ターゲットプライス |
2023-08-03 | シティG | 1継続 | 6540円 → 6600円 |
2023-08-01 | 岩井コスモ | A継続 | 5700円 → 6500円 |
2023-07-31 | GS | 買い継続 | 5900円 → 6300円 |
2023-07-11 | ジェフリーズ | Hold継続 | 4300円 → 5050円 |
2023-07-06 | シティG | 1継続 | 6100円 → 6540円 |
一ヶ月ぶりのシティGさんで、「1継続」の「6,450円→6,600円」。ここに来てまさかの最高値で分割前換算だと33,000円(驚)。
どの程度先の目標なのか、ちなみにシティGさんは昨年の調整時も25,000円台を出し続けるなど比較的オリランドを常に高く評価しています。いやでもちょっと今はどうでしょうかね。
本日の日経平均は続落。東証プライムの値下がり銘柄数は1666、値上がりは158、変わらずは11でした。
7月12日以来およそ3週間ぶりの安値となる。前日の米株安を背景に運用リスクを回避する売りが優勢だった。日米の長期金利が上昇し、高PER(株価収益率)の銘柄を中心に売られた。
■日経平均:32,159.28円(-548.41円 / -1.68%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,204円】(-29円 / -0.55%)
■最高値:5,300円(09:12)
■最安値:5,201円(14:50)
■値幅:99円(前日終値より)
■出来高:3,830,700
■引け成り:627,800売り