今日もバフェット効果で地合いもよく、昨日の87万の引け成り売りも燃料に(?)、4日連続の年初来高値。
最高値の4,864円は「24,320円」相当で、新高値(24,850円)まではあと2.2%まで迫りました。
過去2019年、2022年の新高値時の週足線からの高度を比べると、まだ余裕があるようにも見えますが。。。
例えばもし過去と同様に「+35%」くらいまで跳ねるとすると、株価は「5,472円(27,360円相当)」となります。いやはや、もうあり得ないとは思うのですが、そう言いながら過去何度か起きているのは事実です。
しかしこんなときに不謹慎ですが、間違いなく訪れるのは反落のターン。それは明日なのか、それともここまで来たら一度新高値まで持ち上げてからなのか。今後必ずやってくる反落で慌てることのないよう、その覚悟も頭の片隅に置いておきたいところです。
なるべく最高値で売りたいというのはみなさん共通だと思いますが、分割初日に購入した方はすでに、100株につき4万円近くのプラスになっています。そろそろ一旦手放して、落ちてきてからまた買おうという考え方が湧いてくるのもまた自然ですよね。
今回も結局比較的急角度での上昇となりました。こうなると、ちょっと垂れれば売りが殺到、そんな空気が強くなってきたようにも思えます。本決算もありますし、嫌なきっかけとならなければよいのですが。唯一の望みは「売らないNISA勢」応援団がどのくらいを占めるか?!
今日は日経新聞にオリランドの今後についての記事が上がっていました。一言でいうと、40年の進化はそろそろ飽和状態(?)というような記事↓
東京ディズニーリゾート、「タイパ」重視へ コロナ機に戦略変化 – 日本経済新聞
従来の成長モデルには3つの壁があるとし、以下を挙げていました。
①用地に限りがある
開園時は46万平方メートルだったが、24年中に2パークで計110万平方メートルまで拡大する。残りの敷地には商業施設やホテル、駐車場などが並び、遊休地はほぼない。
②値上げが頭打ち?
物価上昇で、レジャーは節約対象になりやすい。情報サイト運営、オールアバウトの22年の調査ではTDRの入園料に対し、回答者の7割が「高い」とした。
③コロナの影響
40年前、日本の人口に占める65歳以上の比率は1割だったが、22年は3割近くになった。コロナ対策は緩むが、シニア層は混雑するレジャーへの回帰が若年層より遅い。
反論するわけではありませんが、①の用地に限りがあるのは確かに仕方がないことですが、拡大し続ければ良いということでもないでしょう。飽きが来ることに関しても触れておりましたが、限られた敷地内でも様々な改良やイベントなどは継続して行われており、またそれ以前に、TDRは「雰囲気を楽しむ場所」でもあると思いますので、これはすぐには心配には及ばないのではと考えます。
②の値上げに関しては、高いか安いかで問えば、それは多くが高いと答えるでしょう^^; 日本一のテーマパークなのですから。大事なのはそれ以上の価値の提供です。
③のシニア層の件は、個人的には逆ではないかと考えています。確かに「レジャーへの回帰が若年層より遅い」というのはそうかも知れませんが、これからは団塊ジュニア層がシニアになっていきます。この層は、40年前は10歳前後。今までディズニーを最も支えてきた層がそれなりにお金と自由を手にし、私は期待しているのですが。
ただどうしても体の衰えはあります(笑)。ジャンボリーで踊るのも良いですが、シニア層がゆっくり雰囲気を楽しめる空間を増やしていっても良いかと思いますね。若い方に比べてお金はありますから、多少は高くても大丈夫ですよ(笑)。
本日の日経平均は4日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1324、値下がりは433、変わらずは78でした。
米景気の悪化懸念が和らぎ、東京市場でも運用リスクをとる動きが強まった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が保有比率を高めたことに言及した総合商社株にはきょうも買いが優勢だった。
■日経平均:28,082.70円(+159.33円 / +0.57%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,856円】(+83円 / +1.74%)
■最高値:4,864円(14:59)
■最安値:4,767円(09:06)
■値幅:97円(前日終値より)
■出来高:5,294,600
■引け成り:868,400売り