終値4,844円。オリエンタルランド株、反落ながらも揉み合い陽線。

5連騰ならずも今日も事故はなく、地合い通りに戻しながらの陽線での着地。落下に備える毎日、ひとまず揉み合いならマイナスでも良しです。

昨日の引け成りは売りが上回り、日証金の貸借倍率「0.10倍」もある程度の反落抑止剤となっているかどうか。本日も引き続き引け成りは「売り」で742,800でした。

みんなが落ちると思えば落ちない。もちろん何らかのきっかけ一発で流れは急変しますが、ひとまず売り(買い担保)が先行していると少し安心感は高まります。

またここまで上げてもいまだ目標株価の発表が出ないのはやはり本決算前の警戒期だからか、過去を見ても4月に格上げ発表がされたことはほとんどありません。それゆえ今回の反発はやはりタイミング的にも少々特異な部類とも言えましょう。

さて、今後の関心は「どこまで昇るだろう」「いつ落ちるだろう」だと思いますが、過去の歴史通りであれば、少なくともいつかはこの赤い矢印まで降下してくるのが自然なリズムとなります。

仮にそれを前提として考えるなら、その時期はいつだと言うことですが、4月の本決算きっかけもおおいに考えられますが、中には2019年のように11月まで昇り続けた実績もあります(結局落ちてきたのは翌年1月末のコロナショック)。

でも気になるのは今回もこの昇り角度ですね。2019年も1月〜4月中旬まではずっとプラス進行でしたが、その3ヶ月半の上昇率は「+13.7%」。

対して今回はほぼ倍の「+26.7%」となっていることからも、その過熱感の違いは一目瞭然で、唯一、NISA組の援軍が多く入ったであろうことが救いでもあるものの、2019年のような飛行を続けることはかなり困難ではないかと覚悟をしております。

ただ、これも過去の歴史通りであればという前提で、どれだけ落ちてもこのラインまで。もし事故が起きたとしても、NISAの5年間は利益をもたらす可能性のほうが高いとも思います。

今までも常に疑いが向けられてきた高すぎるオリランドの株価。しかし過去5年〜10年と昇り続けてきた人気と信用。株主が増えることで上昇率は下がっていくとは思いますが、パークの混雑問題がなくならない限りは根底から覆すような事故は起こらないのではと考えています。

本日の日経平均は5日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は943、値下がりは786、変わらずは106でした。

米景気の先行き懸念から朝方は幅広い銘柄で売りが先行したが、徐々に下げ渋って上昇に転じた。米物価指標が市場予想を下回り、利上げ長期化の観測が和らいだ。

日経平均5日続伸 終値は74円高の2万8156円 – 日本経済新聞

■日経平均:28,156.97円(+74.27円 / +0.26%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,844円】(-12円 / -0.25%)

■最高値:4,855円(14:46)
■最安値:4,806円(09:14)
■値幅:円(前日終値より)
■出来高:4,768.300
■引け成り:742,800売り

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