終値18,940円。オリエンタルランド株、果たして投資はギャンブルなのか?

大落下から一夜明け75日線(赤色)までは戻すかと考えていたものの、軟調な地合いも影響したか今日は下ヒゲ十字線。せっかくの日足もちょっと小休止ですね。

現在の週足長期線(赤色)は18,500円弱。予定外の冷水を浴びせられるも株価の位置はまだ想定内の巡航高度、とにかく信用買い残の減少を期待したいところです。

そんな昨晩発表された信用倍率は、【1.54倍】からさらに少し膨らんで【1.76倍】。ただこれは先週末の数値ですから、昨日の落下でまた大きく動いたことでしょう。

少なくとも最下段に表示されている22/9/6速報(日証金)の貸借倍率は「54.89倍」。ここ前回は10分の1以下の「4.22倍」でした。昨日は今年最大の出来高日でしたから当然ですが、またいろんな手を変え品を変え、水面下の戦いが始まっていそうです。

そんなギャンブルじみた乱高下、今日タイトルに書いた「果たして投資はギャンブルなのか?」ですが、昨晩はそんなことを考えていました。

先に私の解釈を書いてしまうと、投資は決してギャンブルではありません。

では「賭博の定義」とは?私の中では以下のように切り分けています↓

賭博とは、「集めたお金から元締めが一定額を抜き、残ったお金をみんなで奪い合うゲーム」。有名どころでは、公営ギャンブルは約25%、宝くじは約55%※、無条件で元締めに持っていかれます。

もちろん単にテラ銭を引いて返すだけならただの税金ですから、そこにはいろんなゲーム性を持たせて楽しませ、結果的に一部の人の出資額を数倍にする代わりに、多くの人から全部総取るという秀逸な設計。

※宝くじの55%は1等も含めての数値であり、その一握りの1等を除くと、80%とも言われます(100万円分買ったとしても、1等が当たらなかったリターンの平均は20万円前後になる)。

対して投資とは、集めたお金でモノが生み出されます。これはバフェットさんの一言を引用するのが早いでしょう↓

投資は「BET」でなく「BUY」。確かに証券会社に払う「テラ銭(手数料)」は都度生じますが、賭博の「数十%」に比べたらこれは必要経費でしょう。

しかし頭の良い人はたくさんいらっしゃるもので、次々といろんな投資方法が生み出され、その使い方によってはいくらでも「賭博じみてくる」ということがはびこっており、それは「BET」になってくるときが往々にしてあります。

朝買って、午後に上がるのか下がるのか?

これ、わかる人いるのでしょうか。

ネット界隈では、必ず上がる、必ず下がる、という言い方をする人がたまにいますが、この発言心理は、どっちかを言っておけばだいたい50%は当たるわけで、2回に1回は優越感に浸れるからです。ハズレても誤魔化しようはいくらでもありますし(これは私だけかも知れませんが、予想が当たったとき、ラジオNIKKEIなどでも「昨日も言いましたが…」とか「いつも言っていますが…」という枕詞をつけるのは印象が良くないですね)。

しかし一定数「期待値1.0」を超えてくる(?)、賭博にめっぽう強い人というのも世の中にはいらっしゃるでしょう。

これには2通りあると思っており、ひとつは麻雀で言えば桜井章一さんのような抜きん出た超絶技術または抜きん出たビッグデータを身につけること。もうひとつは何らかのインチキをすることです(桜井章一さんはある意味インチキでもある(笑))。

「それなりにお金を持っていると人より早く情報が入ってくる」ということも聞いたことがありますが、これはどちらかと言えば「インチキ」です(笑)。いずれにせよ、一般個人ではなかなか難しいですね。

となるとやはり「好きな会社を応援する」というのが最も本来の「投資」に近い方法であり、オマケ(配当や優待)のウェイトが高かったり、周りの意見(雑誌などのオススメ)に流されたりという投資は、個人的にはことごとく失敗しました。

失敗というより、失敗したときのダメージが大きかったというのが正しい表現かも知れません。好きでもない会社の株を買って資産が減ることほど苦しいものはありません。何でも失敗はつきものだとしても、「スケベ根性丸出しの失敗」は後味悪いですよね。

だいたい人間はみんなスケベですから(言い方w)、スケベ心をくすぐる商材は常に「相手の利益」を計算し、あらかじめ失敗時のダメージをよく考えて投資したいですね。と、自分に言い聞かせています。

本日の日経平均は反落。東証プライムの値下がり銘柄数は1369、値上がりは432、変わらずは36でした。

米国の積極的な金融引き締めが改めて意識され、運用リスクを回避する売りが優勢だった。週末に特別清算指数(SQ)算出を控えた思惑的な売りも出て、下げ幅は一時350円を超えた。

日経平均、終値196円安の2万7430円 1カ月半ぶり安値: 日本経済新聞

■日経平均:27,430.30円(-196.21円 / -0.71%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【18,940円】(+15円 / +0.08%)

■最高値:19,070円(09:15)
■最安値:18,740円(09:02)
■値幅:330円(前日終値より)
■出来高:1,264,300
■引け成り:163,200売り

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 30,652,703......

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