米長期金利の上昇でグロース株に売りが出た、とのことでしたが、グロース寄りのオリランドは反発。地合いに流されるままの前場であれど、今日も後場寄り付きで大きな買いが入って流れが変わりました。
75日線(赤色)も完全に反転軌道、9月は期待がかかります。
わかりにくいですが、昨日今日と12:30に2万近い商い。先週火曜日にも同じような動きが見られ、果たしてどこが動いているのでしょう。
今日の明るい(?)ニュースは2点で、ひとつは出入国の際に海外でのコロナウイルス検査を条件付きで不要とする動き、もうひとつはNISAの上限を引き上げるとのニュース。
特に後者は、確実に相場が盛り上がるとして今日のラジオNIKKEIでは大絶賛されていました。
NISAの投資上限引き上げへ、恒久化も検討 金融庁要望: 日本経済新聞
ぐんぐん伸びる口座数、しかし一般NISAが減り傾向にあり(恐らくつみたて乗り換え)、再来年の新NISAでは120万円を全額個別株に使えなくなるなどありましたが、いろいろひっくり返りそうですね。一般NISA枠は年240万円になるかも?!
グラフを見るにNISAの口座数は現在1700万くらいでしょうか(iDecoはまだ200万)。これは日本の人口の14%にあたり、気がつけば日本も投資国に一直線になりつつありますね。
ハイスクールで資産運用を学ぶアメリカの学生に対し、一般教養としてお金の教育を一切行わない日本。投資人口は、だいたい米国50%、欧州30%と認識していますが、少しずつ日本もマネーリテラシーが上がりつつありましょうか。
お金の教育を受けないとどうなるか。お金を得る方法は「労働」しか知らず、得たお金は「消費」しか知らない人が育ちます。またこれは私がそうでしたが、「税金」について知らなすぎました(大涙)。
とはいえ、これでも公務員や会社員はなんとかなっちゃうんですよね。逆に、知らなくてもなんとかなっちゃうシステムを作り上げた日本はすごいと言うべきか(?)。
でもNISAもiDecoもどっちも投資。最近になって国が勧めてくるようになったのは「もう無理!おまえら自分でやって!」と言われているような感覚になるのは私だけでしょうか(苦笑)。
しかしこれからどんどん投資人口が増えていくのは良いとしても「靴磨き状態」にならないことだけを祈ります(本当に得をするのは最初の二割。全然あり得る話ですよね(^o^;)。
でも、オリランドを買う人は増えそう?!NISA枠が240万円に拡大しても、果たしてNISAで買える株価かどうか!?
本日の日経平均は4日続落。東証プライムの値下がり銘柄数は1396、値上がりは388、変わらずは54でした。
22日の米債券市場では長期金利がおよそ1カ月ぶりに3%台に乗せた。日本株でも金利上昇で割高感が意識されやすいグロース株の売りにつながった。
■日経平均:28,452.75円(-341.75円 / -1.19%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【20,885円】(+205円 / +0.99%)
■最高値:20,945円(13:25)
■最安値:20,555円(09:50)
■値幅:390円(前日終値より)
■出来高:597,800
■引け成り:89,300買い