まだ完全に抜けたようには見えずとも、午前中はちょっと抜けたのを確認できたのでGクロス判定㊗️としましょう。今回は昨年9/8以来実に11ヶ月ぶりです。
とはいえ出来高は68万、値幅はたった200円と落ち着いた一日。株価が1500円以上高いところにいるためか、捉え方もやや冷ややかかでしょうか。
昨年2〜3月は、2/24のGクロス時にはクロス点から7.3%の乖離があり、せっかくのクロスも結果的に「空振り」となった例も。今回はそれを上回る8.8%の乖離。
でも今回はまだ決算から6営業日目。数字だけ見れば確かに上昇角度は高いのですが、市場の勢いとしては、短くともまだ1〜2週間はアクセル開け気味の相場が続くと見るのが普通でしょうか。
今日は、決算上昇から頂点(明らかな反落)までの営業日数を調べてみました。
決算 | 反発頂点まで | 上昇率 |
2020.04 | 18営業日 | +11.9% |
2020.07 | 59営業日 | +20.1% |
2020.10 | 28営業日 | +20.7% |
2021.01 | 18営業日 | +13.3% |
2021.04 | 23営業日 | +9.9% |
2021.07 | 44営業日 | +24.4% |
2021.10 | 18営業日 | +7.4% |
2022.01 | 13営業日※1 | +19.7% |
2022.04 | 18営業日※2 | -10.4% |
平均 (7月のみ) |
27営業日 (52営業日) |
+12.8% (+22.2%) |
※1:2022.1は2月の反発が一服するまでで3月の追加上昇は含めず。
※2:決算後にマイナスになりましたが、5月の反発終了まで。
書き出してみると、決算後概ね一ヶ月間は短期トレンドが続いたことがわかり、7月決算(太字)だけを見ると、過去2回のみの乱暴なサンプル数ですが二ヶ月程度は続きました(2019、2017年も同様)。
当然全ては過去の例ですから今回もこうなるなどの裏付けは全くありませんことはご注意ください。しかし決算後6営業日ぽっちでブレーキがかかるというのは考えにくいと見るのが一般的でしょうか。
そんなところに本日も目標株価の発表が一件。
三菱UFJMSさんでOverweght継続の「22300円 → 24200円」。6月に16%下げたものの、今回その半分の8.5%上げてきました。しかしこれでも新高値圏です。
これで今回決算後の発表は4件目。昨年の8月は2件しか出ませんでしたので、注目度が上がっているのも伺えます。
さてさて今年の8月はどうなりますか〜。楽しみです。
本日の日経平均は3日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1359、値下がりは418、変わらずは61でした。
発表が本格化している国内企業の決算を手掛かりに、個別株の物色が強まった。前日の米株式市場での半導体株への買いが東京市場に波及した。
■日経平均:28,715.87円(+243.67円 / +0.87%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【20,880円】(-15円 / -0.07%)
■最高値:21,030円(09:01)
■最安値:20,830円(13:29)
■値幅:200円(前日終値より)
■出来高:683,500
■引け成り:100,100買い