終値19,145円。オリエンタルランド株、子ども半額のキッズサマーファンキャンペーンはあり?

記録上は逆行安になりましたが、出来高55万で値幅250円は4月中旬の落ち着きを取り戻して、やっと本決算後の大商いを超えられたかといった局面。同時に、強い5月の勢いもいよいよ止まってしまったとも?

週足線との絡み的にも、まあ妥当なところで落ち着いたと言えるでしょうか。昨年末に19,000円前後で揉み合ったこともあり、過去1年で見ても最も出来高が高かった位置。

毎回今更ですが、やはり過去に例がなかった3月の上振れが少し予想を狂わせました。

昨年の6/7は、2月比では「-5.0%」。今年は2月比でも「-9.3%」と倍近く落ちているものの、これは2月中に調整が起きなかった(反発が始まった)ことにも起因しますので、3月を除けば昨年と大きく変わったということもないでしょう。

今年は次回決算までの一ヶ月半で、ここから落ち続けた昨年に比べてつじつまを合わてくるのではと見ています。

さて、昨日TDRでは「キッズサマーファン!キャンペーン(6月下旬から8月31日まで小人パスポート半額」の発表がありました※。

OLCグループ上と日経新聞でのニュースにはまだなっておりません。

【公式】東京ディズニーリゾート・キッズサマーファン!キャンペーン | 東京ディズニーリゾー

言ってみれば今日の株価は、これを受けての、ということにもなります。

いろいろな考えがあると思いますが、あくまで個人的な意見としては「値下げ集客は全ての価値を下げる」という心配のほうが大きいということです。

「単価を上げることでキャストの士気を高め、サービスの質を上げる」という狙いのもと(?)、強気の値上げによりコロナ禍でも15%以上の客単価アップに成功したオリランドですが、今回はちょっとガッカリな施策に見えてしまいました。

同記事に「お子さまたちにこの夏を存分に楽しんでいただくため」と、値下げ時の常套句も見つかってしまいました。

これは建前ですよね。マーケティング部さん、ちょっとぬる過ぎませんか?

値下げ施策を行う企業のほとんどは、集客が苦しいから値下げせざるを得ないというのが本音です。もしかしたら7月決算まで材料がなく、単なる苦し紛れのブッコミ案件だったのかもわかりませんが、個人的にはこのキャンペーンはどうかなぁとは思ってしまいました(ちょっと大げさ?)。

深く考えると、この値下げをきっかけに先日の「プレミアアクセス」で回収するという戦略が隠れているのかも知れませんけども。

少なくとも「安いから行く」という場所になってはいけませんよね。だと思っているからこそ私は投資しています。オリランドも、アップルも。

信用倍率は、先週の【2.53倍】から若干上がって【2.63倍】。先週は一旦微反落だったのですが、やはりちょっと、今年も我慢の初夏になるかもわかりません。揉み合いなら吉です。

本日の日経平均は3日続伸。東証プライムの値上がり銘柄数は1031、値下がりは728、変わらずは79でした。

円相場の下落を背景に輸出関連株を中心に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時170円を超え、取引時間中として約2カ月ぶりに節目の2万8000円を上回る場面もあったが、利益確定の売りなども出て上値を抑えた。

東証大引け 小幅に3日続伸 円安で自動車株高い、ハイテク株は売り: 日本経済新聞

■日経平均:27,943.95円(28.06円 / +0.10%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【19,145円】(-215円 / -1.11%)

■最高値:19,390円(09:00)
■最安値:19,140円(14:58)
■値幅:250円
■出来高:557,700
■引け成り:92,500売り

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円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 30,652,703......

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