終値16,310円。オリエンタルランド株、5月は9勝9敗で835円(5.4%)のプラス。

寄り付きから75日線(赤色)を突破して、一時は本日「一人勝ち」の様相を呈しましたが、さすがにうまく行き過ぎたか10:00をピークに降下。

以前信用買いが増えていった経過をざっくりチャートに書き込みましたが、【16,500円】というのはひとつの売り逃げの節目になった気もしますね。何より今75日線も走っている位置ですし。

15,000円で買えた方は16,500円と言えば+10%ですからもう十分な上昇でしょう。倍率はまた明日夕方に発表されますが、どのくらい動いたかにも注目です。

という意味では今日の落下はあって然るべきだったとも思います。それと何より、あっという間に25日線(紫色)から1000円以上も上げてしまいましたから、それは無理もないでしょう。と、冷静に見ていくと、さすがにうまく行き過ぎていたという輪郭もハッキリしてきます。

ただ今回の反発といい今日の降下といい、コロナ後から出来高は平気で100万を超えるようにもなり、いまだ暴風域は過ぎ去っていないのだなということも実感します。

また、トレンドというのはどんどんと作られていくものだというのも実感しました。下げれば下げるほど信用買いが増えて上がりにくい体勢になっていき、今回は本当に、教科書に載せたいようなデッドクロストレンドでしたね。

個人的に、1年半前に16,390円と15,900円で増資した200株。その2ヶ月後からコロナに巻き込まれ、1年半経ってようやくまた同じラインにたどり着きましたが、改めてこう見ると、コロナ以前に週足長期線(赤色)からこれだけかけ離れた位置で手を出せば、そりゃ長い目で見たら苦しい位置になりうるというのもわからせられます。

いまだこの赤色線は購入額には達していませんが、乱高下の最中でも確実に上げてきていることに気分的には随分変わりました。

究極を言ってしまうと、当面売る予定はありませんので、どちらでも良いと言えば良いのですが…(爆弾発言?!)。いや、どうでも良いというのは明らかに失言、失礼しました。時間さえかければこれからももっと大きくなっていくであろうという、その不動の人気を担保に、なぜか落ちても慌てない株としてこれからも見守っていきます。

本日の日経平均は反落。東証一部の値下がり銘柄数は1712(78.2%)、値上がりは420、変わらずは60銘柄でした。

利益確定の売りが出たほか、米株価指数先物が日本時間31日の取引で伸び悩む場面があったのも弱材料として意識された。

東証大引け 反落、利益確定売り優勢 米経済指標前に買い手控えも: 日本経済新聞

■日経平均:28,860.08円(-289.33円 / -0.99%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【16,310円】(-10円 / -0.06%)

■最高値:16,680円(09:53)
■最安値:16,270円(13:16)
■値幅:410円
■出来高:1,114,700

いとも簡単に75日線を超えてしまった本日の9:00台。落下後に一度16,500円に戻していることからも、やはり目安としていた方も多かった数字じゃないかと思います。今後うまく行ったとしても、同様に17,000円付近でももみ合いは起きそうですね。

しかしこれでもまだ25日線から1000円ほど上で、一般的には少々高い位置を飛びます。そして跳ね方は、今回もコロナ後特有の「急騰」。出来高も上がってきて揺れやすい状態になっておりますのでご注意ください。

5月は9勝9敗で835円(5.4%)のプラス。昨年比(17,040円)ではまだマイナスですが、どんよりした2ヶ月半の流れを変えたのはやはり5月でした。

今月もありがとうございました。

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