昨日の思わせぶりの陰線も、終わってみれば微反発。しかし利確利確の連続がいつ起きてもおかしくない株価だと思うのですが、まだ落ちません。
日経平均も再度上昇傾向に反転。今日もその恩恵にあずかれた(?)推移。ただちょっと今日は日経と比べて迷いがみられたような動きも。ここにきてさすがに疲れも見えてきたか。
今晩はアメリカが休場ということもあって、出来高も低く値動きも限られたというものありますね。
いっときのなんちゃらでなければ良いのですが、でも昨年もそうでしたがこうなっちゃうと今度は下げるきっかけもなかなか見つからないんじゃないかと思います。虎視眈々とその時を待つのは空売り勢ですが、果たしでそれまで我慢ができるか。
上は今年9月以降に出された目標株価ですが、10/30に出した野村証券さんがお見事的中と言った感じです。10/30と言えば2Q決算直後で、株価もまだ14,500円でした。
なんて言っても実は当の本人たちが一番びっくりしているんじゃないでしょうか^^;
しかしこれだけのプロたちの経験と知恵をもってしても、予想は様々で全く当てにならないということもよくわかりますね。
「あの株、絶対上がるよ」なんてささやかれても、全ては確率50%。逆を言えば誰でも50%の確率で当たっちゃうので、全員イチローの打率より高かったりします(笑)。
さて、今回は見るも恐怖な急上昇となりましたが、しかし改めて、何を持ってしての急上昇なのかと考えてしまいます。
5〜6月にも比較的急な上昇が見られましたが、開園とコロナ収束に期待がかかった時期でもありました。7月後半からの反発も、入園者数緩和に期待がかかった時期でもありました。しかし今回はどうにもわかりません。まだこれだけコロナが騒がれている中で、3年後を見るにはまだ早すぎると思いますし。
逆に10月決算で完全に白旗を上げたのが良かったのでしょうか。赤字だろうが見通しがしっかり立ったことで、ちょっとでも上振れすれば上方修正ですし。ワクチン?いやでも上場来高値を出す力がそこにありましょうか。
なんて、プロも当たらないのに素人の私がわかるはずもないのですが、結果だけを見るならば、過去10年間は月足レベルではずっと上昇トレンドを描いているということは事実です。もちろん未来はわかりませんが、理論値うんぬんというのはこの銘柄には不要なのかもしれません。
でもやはり、今回は結構、恐怖は感じております。でもタワーオブテラー的な、乗り終わったらニッコリ的な、余裕もどこかにあります。
もしかしたらもうかなり先まで、3000万人を迎え入れることはできないかもしれません。でもそれならそれで、連日の争奪戦を見てもチケットの価値は上がっていますし、当然ビジネス形態を変えていくでしょう。
とにかく大勢が行きたいと思っている現実がある以上は、むしろ下がる理由を見つけるほうが困難なのかもしれません。
今は入園できないという「手段」が絶たれているだけであり、企業の価値、人気は一切落ちていないというのが強みですね。だから、売り上げが3分の1でも上場来高値を出してしまう。
今日は強引に、そういうことにしました^^;
本日の日経平均は3連騰で29年半ぶりに高値を更新の模様。東証一部の値上がり銘柄数は1299(60.1%)、値下がりは791、変わらずは88でした。
前日の米株式市場でハイテク株の多いナスダック総合株価指数が約2カ月半ぶりに過去最高値を更新したのを受け、東京市場でも半導体やハイテク関連株を中心に買いが入った。
■日経平均:26,537.31円(+240.45円 / +0.91%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,920円】(+20円 / +0.11%)
■最高値:18,020円(09:07)
■最安値:17,845円(09:00)
■値幅:175円
■出来高:427,600
久しぶりに出来高はグンと下がって42万。11月では最も低い日となりました。値幅も175円で11月最小。
こういう日が続くと嬉しいんですけど、それはそれで面白くない銘柄になってしまいますか。
しかし人間不思議なもので、超高値圏というのもわかっていますし、25日線付近までの急降下も受け入れる覚悟も持っています。でも下がるとどこか寂しさは隠せないんですよね。
落ち着いてください、1ヶ月前は14,500円だったのです。15,000円でも3.5%の上昇ですよ。
待てよ、超高値圏なのは誰もがわかっていることですし、きっとほとんどの方は反落すると思っている。
だから落ちないのだな?
そのときは、油断しきった頃にやってくる。