今日はいきなり結論から書きます。
こんなの誰が説明できましょうか。本日も、常識では全く説明がつかない上場来高値。
17,100円、17,200円と次々と新高値を出し、初めての「17,000円台での着地」となりました。
当たり前ですが、14,000円、15,000円でもない、はたまた16,000円でもない、17,000円です。
確かに、日経平均は29年ぶりに2万5000円を突破したりと、便乗させていただいているのは重々承知ではありますが、オリランド単独で考えた場合、もちろん上がるのは嬉しいですが、あまりに出来すぎた上昇にほとんどの株主の方が混乱されているのかと想像します。
私も毎日株価を追ってはおりますが、これはなんと説明ができましょう。25日線（紫色）は現在15,400円あたり。その高度は1,800円にまで開いてしまいました。
ざっと過去5年を見ても、こんな乖離はどこにもありませんでした。
他の銘柄も全てそうだとは思いますが、やはり平均線というのは常に冷静であり、その裏付けとしては、投資家の方々もそれを参考に投資のチャンスを伺っている一面があるからです。
つまり今のオリランドは、「過去数年で最も無理のある（？）高度」。細かく検証しておりませんが、上場来でも最も高いものではないかと。これは私の感想ではなく、平均線が答えてくれているものであります。
ここ３年で私が感じた、25日線との乖離で高い位置であると感じる限界は、約700〜800円。現在はその倍の位置となります。
上場来高値。
嬉しい言葉ではありますが、長期で見る株主としては実はどこか冷めている面もあり、少なくともいずれ、十中八九は平均線まで降下してきます。
「じゃぁ、とりあえず今売ればいいじゃん」。
確かにそれもその通りなのですが、これも長期の得手不得手でもあり。細かい上下動で売買するなら、持ち続けていたほうがパフォーマンスが良いとも考えます。特にオリランドは。
現に、以前「セルインメイ（5月に売って9月に買い戻す）」という手法でオリランドの過去を検証したところ、何もしなかったほうがパフォーマンスが良かったという結果でもありました（リンクを貼りたかったのですが見つけられませんでした。自分のブログなのに><;）。
もちろん、敏感に売買を繰り返して利ざやを稼いでいける方々は尊敬しますが、オリランドだけはちょっと、特殊な銘柄じゃないかなとは思っています。
といいますのもあくまでも今までの経緯ではありますが、とにかく上昇し続けていることから、結果として何もしないほうが良かったということになります。
そしてこんな中でも非常に冷静なのは週足平均線。このくらいではまだGクロスは迎えません。うまくいって2〜3週後かという感じですね。
そんな、歴史的記念すべき日に批判めいた記事にはなりましたが、正直な気持ちを書きますと、、、、
「あなたの株主で良かった」。
これだけは間違いありません。
いずれにしてもこんな最中に今年もまた、夢を見させていただきました。本当にありがとう。
本日の日経平均は7連騰！東証一部の値上がり銘柄数は1614（74.7%）、値下がりは493、変わらずは69銘柄でした。
新型コロナウイルスのワクチン実用化に向けた期待が広がるなか、世界的な金融緩和が生んだ余剰マネーの流入が一段と強まった。
■日経平均：25,349.60円（+444.01円 / +1.78%）
本日の終値｜オリエンタルランド(4661)
【17,215円】（+410円 / +2.44%）
■最高値：17,300円（13:02）
■最安値：16,925円（09:01）
■値幅：495円（前日終値より）
■出来高：1,691,100
とにかく市場全体で、温存に温存を重ねたお金がどっとまわり始めたという形でしょうか。
昨日の270万の出来高に比べると大きく下がりはしましたが、169万は通常の約3倍。まだまだいろんな思惑のお金が飛び交っています。
信用倍率は前回の【0.84】から大きく下がって【0.39】。高い位置にあるとは言え、いよいよ空売り勢の出方によって株価が大きく左右するモードに入ったような数字になってきました。
通常は反落が常だと思いますが、この空売りの買い戻しが続出して、しばらく全く落ちてこなかったこともあったのです。特に2017年と2019年は。
さて、しかし今日はこの上場来高値を素直に喜びたいと思います。
ほとんどの株主さんが含み益、今年もまた、こんな幸せな日を与えてくれてありがとう。
