終値17,200円。オリエンタルランド株、反落もほぼ現状維持。果たして?

反落日になりましたが、しっかり陽線で着地。ワクチンで内需景気回復期待とのことですが、しかしこう見るとさすがに無理のある上昇かと思います。

本家のウォルト・ディズニーさんもここ数日跳ね上がってはおりますが、こちらはもう「上場来高値」を突き抜けてます。

25日線(紫色)との乖離は1,700円に開き、いつ急降下が起きてもおかしくない状況。比較的乱高下の少ない銘柄とはいえ、今回のような跳ね方はちょっと覚悟しないといけないのはトレードの常。

確かにワクチンができれば心に余裕は出るとは思いますが、今回コロナが残した爪痕は大きく何をするにもディスタンス、人混みを避ける意識が根付いてしまいました。

これはもちろんオリランドにも影響は大きく、コロナ騒動がなくなったとしても、その他も含めたウイルスへの感染(ただの風邪も含む)は、今回のように生活をすれば防御力は圧倒的なものになるということも私たちは学んでしまいました。

少し不謹慎かも知れませんが、人混みがない分過ごしやすいというのも正直なところでもあり、集客に苦労する企業さん達は気の毒ですが、しばらくはGoTo制度を満喫しながら、細々と経済を回したいと思ってます。

というのは建前込みで、使えるものはぜひ使いましょう。GoToは、先月の集計で利用者はのべ1600万人。なんだか、予想通りの数字だったのではないでしょうか。昔、日本のスマートフォンの普及率も、しばらくずっとこのくらいの数字で動きませんでした。

何事も、得をするのは最初の2割。

この2割を、マーケティング用語では「アーリーアダプター」なんて言ったりするようですが、パレートの法則しかり、2-6-2の法則なんかでも、この「全体の2割」というのは良く注目される数字です。

トレードに関してはどうかわかりませんが、トレードをしているのは人間でもあり、その人間の特性としてこの法則が存在するということでは、あながち株式投資にも応用できるのかもしれません。

ということは、テレビ新聞雑誌などで取り上げられた時点では、何事ももう遅いということですね。それはNISAランキングなどを見ると顕著であり、みんなが注目した瞬間に落とされていくということは往々にしてありますよね。

突然ですが、上の写真は、本日の成田空港第1ターミナルです。

日経平均が示すとおり空運も今若干反発傾向にありますが、現状はこんなありさま。私もJALの株主ですが、まだまだ時間はかかりそうですよね。

さて、何を書いているのかわからなくなっていますが、話を戻しますと今期のTDLの入園者数は3分の1(1000万人)を予定しており、絶頂期の3000万人への到達はこちらもまだまだ1〜2年は先になるのではないかなと思っています。

となると、どう見ても今の株価は上場来初の大バブル状態にあります。もちろんバブルはそのうち吹き飛ぶものであり。

でもわからないのは、オリランドはやはりちょっと違うんですよね。

それは私も強く感じており、それゆえの「夢の株」ではあるんですが、常識では説明できないような上昇が今までも幾度とありました。一般的な銘柄と同じには考えられない一面も持っており、いわば「上場来ずっとバブル」と言っても過言でもなく。

そして歴史が語ってくれているのは、平均線から大きく跳ね上がっても、いずれはその平均線に降下してくるということ。これも恐らく人間の特性でしょう。そして、過去10年間では2016年以外全て上昇しており、週足以上で見れば、結局は10年以上も上昇トレンドが続いているということ。

今年は大きなショックを喫してしまいましたが、いち早く戻し、そして昨年のソアリントレンドを抜いて上場来高値も決めた銘柄。

恐らく今の17,000円は、間違いなくほとんどの方はあり得ない株価だと思っていることであり、そうなると当然空売りが増えて、倍率は0.2%台に入ります(現在は0.3%台)。

2017、2019年は、この状態からしばらくその買い戻しによる謎の上昇が続いたことから、この2件の例を乱暴に今回に当てはめると、もしかしたら数日〜数週間はこの水準の株価が続くかもしれません。しかしやはり無理な株価でもあり、少なくとも日足25日線(現在15,500円)には降下してくるんじゃないかなと見ています。

果たしてそのタイミングはどこか。1月末の3Q決算まではさすがに持たないのではないでしょうか。

本日の日経平均は驚異の8連騰。とは言え東証一部の値上がり銘柄数はわずか734銘柄(34.0%)、値下がりは1365、変わらずは77銘柄でした。

世界的に大規模な金融緩和策が続くとの見方から日本株には買いが続いた。特別清算指数(SQ)算出前のオプションの最終売買日とあって、先物主導で値がさ株が上昇して指数を押し上げた面もあった。

東証大引け 8日続伸 金融緩和の継続支え 値がさ株が指数押し上げ:日本経済新聞

■日経平均:25,520.88円(+171.28円 / +0.68%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【17,200円】(-15円 / -0.09%)

■最高値:17,200円(09:24)
■最安値:16,930円(10:39)
■値幅:285円(前日終値より)
■出来高:834,600

後場からの反発も、割合は違えどほぼ日経平均通りで、今日も地合いに助けられた感じが強いです。出来高が減って良い傾向にはありますが、ちょっとまだ現物新規では手が出せない株価でしょうか。

昨年を思い出しますと、個人的にはちょうどこのような上昇時に増資のタイミングを伺っていた時期でした。しかし昨年も考えられないような上昇が続き、そこで狙っていたのは「25日線を割ったとき」でした。

しかし結果は、失速後は25日線を大きく割ってしまい、その後コロナも絡みましたが1年間含み損を抱える形に。もちろん今回はわかりませんが、昨年以上に相当な高値圏であるというのは平均線からの乖離が物語っていますので、しばらくは慎重に見ていきたい局面です。

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