窓を開けて上に寄り付いた日経平均とは裏腹に、マイナスでスタートしたオリランド。ここに来て先月のダブルデッドクロスが効いてきたか、目標株価の下げが効いたか。
大和証券が31日付のリポートで、投資判断を5段階中の最上級の1(買い)から2(アウトパフォーム)に引き下げた。
目標株価は1万6500円から1万3700円に引き下げたとのこと。
今日は陸空運、それから旅行ホテル関連も弱かったですが、これからニューノーマルスタイルがそれなりに幅を利かせてくる予想もある中で、やはり人を集めてなんぼの企業は敬遠されている風潮になるのは仕方がないのでしょう。
JALなどはもう、またいつ上場来安値を出してもおかしくない状態に。
しかしでもどうでしょうか。本当にみんながニューノーマル生活に突入したとしたら、今度はどんな問題が起きるでしょうか?
コミュニケーションは最低限となり、ワンクリックで何でも買え、それなりに娯楽も充実して何から何までバーチャルでと、確かに生きていくだけなら、「電気がある限り」という条件付きで、何の問題もない世界になるでしょう。
今は、今までがあったから、たまには在宅もいいななんて、新しいスタイルに魅力を感じる方も多いと思いますが、果たしていつまで続けられるのでしょう?
本当に今のままの、常に何かに怯える生活が定着してしまったら、極端な話、今よりも超少子化に向かうでしょうし、一人の時間が多くなるほど自己中心的な人が増えるでしょうし、何よりも「気づいたら全く面白くない生活」が待っていると思うのは私だけでしょうか。
なんて、こんな真夏の8月に、マスクを強要されたとんなでもない生活に肩を落としながら、ぼんやりと考えていました。
オンライン飲み会とかも何度かやりましたが、正直疲れただけでした(笑)。夜は連日回線が圧迫され、まともに仕事ができない日々が続きました。「不要不急のウェブ飲み会」はホントやめて欲しかったです。
どれだけ電話が発達して、どれだけメールやバーチャル環境が発達しても、人はできる限り会って触れ合うことを望んできました。それは今後も変わらないんじゃないかな、と思います。
今後、どのくらい先になるかはわかりませんが間違いなく街には人は戻るでしょうし、むしろ戻らなければいけないと考えています。
ただの風邪、とは思いませんが、言い切っているお医者さんもいます↓^^;
ちなみに受動喫煙が原因で毎年1万5千人が死んでます。新型コロナウイルスより、隣のおっさんが吸っているタバコの煙の方がよっぽど危険なのです。
さて、こう見ると完全に二番底を迎えたように見えます。前回と違うのは、決してパニック状態の最中ではなく、比較的冷静な売買で落下している分、回復には時間がかかりそうだと感じるところでしょうか。
でも当然現在の運営状況を考えれば、これが1万5000、6000と抜けていくはずがないのは誰でもわかります。
人を集める魅力があるのに集められない。でも魅力がある以上は集まらない理由はなく、前回同様落下にはそろそろブレーキが掛かると踏んでいます。
本日の日経平均は大幅反発。東証一部の値上がり銘柄数は1736(80.3%)、値下がりは398、変わらずは38でした。
前週末の米株式市場で好決算を発表したアップルなどIT大手が大幅上昇したのを好感した買いが先行した。
■日経平均:22,195.38円(+485.38円 / +2.24%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【12,520円】(-159円 / -1.18%)
■最高値:12,530円(09:37)
■最安値:12,365円(09:00)
■値幅:305円(前日終値より)
■出来高:1,139,600
出来高は3日連続の100万超えで、そして今日で7連敗。なんとか12,500円で引っかかりましたが、あの地合いかつ7連敗状態でもこの成績だと思えば、もう少しの落下はあってもおかしくないかも知れません。
NISAラインまであと500円。
今回も、怒涛の押し目買いが入ってくれるか?!