【+690円】は、5/19の【+790円】以来、今年3番目の上げ幅。
それより何より、特に何らかのニュースが出たわけでもなく、果たして昨日と何が違ったのでしょう?
昨日までの7連敗で落ちた株価は【1,680円(11.8%)】。いろんな分析があるとは思いますが、特になにもないということであれば、テクニカル的な反発でしょうか。
昨日の日経大上昇の中でも逆行安だった、陸空運関連や旅行レジャー関連が総じて大反発しましたので、特にオリランドに何かがあったわけではないことも納得できます。中でもHISは驚異の+12%。
いずれにしても特にオリランド個別の力ではないという部分と、少々売られすぎた反発に過ぎないと考えるとまだまだ安心はできません。
少し遠くから見てみると、まだまだこれからですね。
ところで昨日、まだ考えてもいなかった2Q決算の分析をいただきました(ありがとうございます^^)。
1日の入園者が両パークで3万人
1人当たりの売上チケット代含めて1,3万
1日の売上げ額3,9億
3,9×92日=358,8億
グッズ最低でも62億、他ホテル等々
第2四半期 最低でも
売上420億 営業利益100億予想😊
あってます🤭?
売りたい人は売れば良い。
ガチホールドです👍— くらとも (@kuratomo303) August 3, 2020
とても大事な計算です。
グッズの62億予想も、今回の通販スタート時(5/25)からの期間と1Qの売上高を鑑みた数字というのが鋭いです。
売上予想は、先年同期比でわずか33%。つまり6割減となりますが、営業利益は少々読めない部分もあるでしょうか。
通常業務の営業利益は、【売上高ー約1000億】前後の数字。休園中だった1Qは【売上高ー約200億】で済みましたが、現在概ね3割の稼働だとすると、最低でも400億前後のコストはかかってくるのかなとも考えられます。そうなると、プラマイゼロかそれくらいという予想もできなくもありません。
ちなみに昨年同期の通常稼働時も、やはり概ね1000億くらいのコストがかかっております。
ただ、次回もコンセンサス予想は超えてはくる可能性は高いでしょう。
こういう計算は楽しいですね😊
本日の日経平均は続伸。東証一部の値上がり銘柄数は1807(83.6%)、値下がりは316、変わらずは50銘柄でした。
2020年4~6月期決算で、市場予想を上回る利益だった銘柄が評価され、大きく上昇した。前日の米株高でリスク許容度も増し、幅広い銘柄に買いが及んだ。
■日経平均:22,573.66円(+378.28円 / +1.70%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,210円】(+690円 / +5.51%)
■最高値:13,220円(14:53)
■最安値:12,570円(09:08)
■値幅:700円(前日終値より)
■出来高:1,070,600
出来高は4日連続の100万超えで、本日も、日経平均と比べると弱めな寄り付きとなりましたが、それ以外の上昇角度は日経に勝りました。
でもやはりまだ安心はできず、万が一うまく昇ったとしても、今は25日線(13,800円付近)を抜ける力はないのかなというのが私の予想です。
日足はまだしも、週足のデッドクロスはやはり心理的ダメージは大きいはずです。
過去10年で、マイナスだった年は2016年の1回のみ。週足のデッドクロスも、その2016年ぶりです。
昨年の大納会時は【14,880円】で、現在1,670円のビハインド。このまま騒動が続けば、やはり何らかの大転換がない限り今年は苦しくなりました。