今回のコロナ騒動で投資について学んだこと。減配、無配で後悔しないために。

さて、今年のオリランドの株主総会はどうなるのか気になってくる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先日ふと、ウエストパック銀行(WBK)の配当はどうなるのかと調べていたところ、今回は無配になることを知りました。しかも、もう二週間以上前の記事から。

それほどに、あまり興味がなかったと言えば失礼ですが、オーストラリアの人口は増えていくからという建前のもと、完全に配当目的で投資していた企業でした。

利回り的には現在11%まで跳ね上がり、減配は覚悟しておりましたがまさか無配とは。日産同様に相当なショックですね。

一方先月購入したJALは、直後に無配の発表がありましたが、ほとんどショックはありませんでした。どうしてか?

JALは個人的に思い入れのある企業であり、実は2年ほど前から購入を狙っておりました。その2年間の覚悟の中で、今のところほぼ最安値で買えたことの満足も当然ありますが、何より、頑張って欲しいという気持ちがあります。

もちろん完全に気分的な問題ですが、、、

でも、、、

お金の価値なんて、気分が全てですよ。

と思っています。

もしオリランドで100万円の含み損が出たとしても、日産の含み損より許せる。

そういう意味では、とにかく配当が良いからとか、何でもいいから小銭を稼ぎたい的なスケベ根性で投資した銘柄は、個人的にはもれなく後悔したというお話です。そのショックはいまだに現在進行中で。

少なくとも、私の性格には合っていなかったということがよくわかりました。

無配なら持っててもしゃーない、と思った時点で、その企業はそれだけの、自分にとって薄っぺらいものだったんですね。

今回のコロナ騒動において、幸い私の含み益は最悪時に一瞬だけマイナスになっただけのおかげもあり、なんとか平静を保っていられました。そしてやはり、米国株の信用と、何よりオリランドの存在が大きかった。

これだけのダメージを被ったので今もいろいろな予想が交錯しておりますが、ただひとつだけ、「存続が危ぶまれる状態に陥るようなことは考えられなかった」ため、どれだけ落ちようとも比較的落ち着いて受け入れることができた気がします。

存続という言う意味では、震災時のほうが遥かに恐怖でした(当時は株をやっていませんでしたが)。

余裕があったのは、それなりに含み益があったからでしょう?

と思うかもわかりませんが、含み益だろうと、一旦は自分のお金であることは間違いなく。日米合わせて一瞬で800万円が吹き飛んだショックは相当大きかったです。

もしそれが明らかな「バブル」であれば、過ぎ去ったトレンドの回復は不可能に等しいでしょう。しかし今回は言うなれば事故であり、企業の価値が落ちたわけではないと唱えることで心を支えていました。

しかし中には本当にバブルだった企業や、そもそも下降トレンドだった企業もあるかと思います。暴落したのはコロナのせいにしとこうみたいな、むしろ大義名分ができてラッキー的な^^; まずそういった企業が、回復が苦しく本当に価値が落ちた(落ちていた)企業ですよね。

また今後は、当然生活様式の変化もあることでしょう。特に人を集めてなんぼだった業種などは、たとえコロナが過ぎても今回のトラウマが長引いて、回復が遅れることも予想できますし、最悪は事業形態の変更を余儀なくされるかもしれません。

人を集めてと言えば、オリランドも例外ではなく、確かに不安は尽きないのですが。

もし今後オリランドも無配当になることがあった場合は、私は喜んで応援しますし、むしろ今期はそうして欲しい気持ちもあります。

元々オリランドは配当が安いので(苦笑)、どっちでも良いというのも否めませんが。お金持ちのくせに配当性向が低いのもあり、無配当の可能性は今のところ低いと思っていますけども。

また、今回買いそびれましたが、かつやのアークランドサービス(3085)、ドーミーインホテルの共立メンテナンス(9616)なども、ファンなので、いつか買うだろうと思います。

かつやは、私の行く店は昼間のご年配率が非常に高く、これだけご年配の舌を唸らせているんだから、コスパ的にも合格点は出ているのだろうという考えもあります。牛丼店などと比べると明らかにお米が美味しく、炊きたてのときにおかわりしてしまったこともあり(もちろん牛丼店も好きです)。ドーミーインに関しては、良いとこ上げ出したらキリがなく、ファン歴はもう20年近くになります。

両方とも私のようなファンが多いからなのかどうかはわかりませんが、今回の件を除けば株価も右肩上がり。

また、上場していないのが非常に残念ですが、アパホテルもファンです。この本は、以前部屋においてあったので読みましたが、社長の強い気概を感じました。

この辺も、多少下がろうが無配になろうが、許せる銘柄になります(あくまでも個人の感想です)。

昨年さんざん待って、よりによって16,390円、15,900円とオリランドを高掴みしてしまいましたが、これもずっと考えていた戦略によるトライアンドエラー。全く後悔はしていません。

万が一株価が10,000円以下に下がったら?

それはとても残念ですが、それでもきっと後悔はないと思います。

投資スタイルと目的、また、ショックを許容できる範囲や好みは人それぞれですのでこの辺はなんとも言えませんが、あくまでも私の場合は、時間をかけてじっくり考えて覚悟を決め、最悪時も想像して、それでも投資ができるかどうかを再度自分に問いかけてから買う、というスタイルが合っているんだなと思いました。

勝負事には向いていない性格なんですかね。

とにかく負けることが大嫌いなので、だったら最初から戦わないという選択。つまらない奴なのもしれません(笑)。

ちなみに私は、宝くじを含む公営ギャンブルは一切やりません。場代(テラ銭)が発生する以上マイナスサムゲームだからです。ちなみに以下が一般的に言われるテラ銭となります。

・競馬・競輪・競艇など:18%〜30%(中央・地方でも変わる)
・パチンコ:約12.5%(店によって大きく変わるはず)
・totoなどの振興くじ:約50%
・宝くじ:約55%

やればやるほど、超絶技術を持っているかインチキでもしない限り、上記の割合で資産は減っていきます。

これを見ると、最も効率が良いのはパチンコなのでしょうか。4億勝つのも、理論上は宝くじよりパチンコのほうが高いということになります。

宝くじで4億を狙うなら、10億円分買えばよいのです。それなら4億円分当たるかも。当たらなかったら毎回10億円買い続けましょう。やり続けるほど勝ち分は4億に近づくはずです。毎回6億ずつ失いますが。

私のギャンブルの定義は、誰かを勝たせるために、そこに貢ぐための「負ける人が大勢必要」だということ。

「キミは夢がないなぁ」と思われるかもしれません。

すみません(汗)。

でも現実的に、宝くじの当選確率は2000万分の1ですから、この分母は東京都2つ分の人口であり、さらに、通り魔殺人に出遭ってしまう確率より低く、東京ドーム360個分の観客が、まずその出資額の55%を元締めに支払って、残りをたった一人のために貢ぐビジネスモデルだと考えると、もう完璧に夢を通り越しています。

「こんな奴に夢の株とか言って欲しくない」という声が聞こえてきそうですね。

いえいえ、でもこんな夢のない奴が「夢認定」しているんですから、、、というのも苦しい言い訳ですか(笑)

でも、競馬場には2度ほど行ったことがあります。写真は2年前の中山です。

実はこれが結構感動で、「ディズニーランドで数万円使うのも、ここで数万円使うのも、興奮度としては大して変わらないのではないか?」などと考えながら、エンターテイメントとして非常に楽しめたのを覚えています。ギャンブルはしませんが、競馬場は楽しかった🐎

だいぶ話が逸れましたが、やっと今になって少し落ち着いて考えられるような余裕が出てきましたね。

正直あのパニック状態では、信じていたとは言えオリランドも怖かったですし、その証拠に、NISAラインまでの落下時では、あれよあれよでとても増資に走るなんて発想は浮かびませんでした。あのタイミングは、まさに落ち着いて照準を合わせていた方の勝利ですね。

また、怖いかどうかで言えば、怖いのは今も今後も同じです🐭💦

株は、長い目で見ればプラスサムゲームのはずなんですけどね。

そんなこんなで、この夢の株ブログは先日5/18で丸3年が過ぎました。

装いも新たに、、、なる予定は今のところありませんが、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m 

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