上は日足のNYダウ平均です。
昨晩は欧州も大きく下落したようですが、その後米国株が大きく反発し、ダウは2年5ヶ月ぶりの上げ幅を記録。前日の半分以上は戻したようでひとまず安堵。
ダウ平均は前日に過去最大の下げを記録し、短期的な戻りを見込んだ買いが優勢となった。朝方に567ドル安と大きく下げる場面があったが、午後になると世界経済の拡大観測を背景とした買い直しがハイテクや消費関連などに入った。
本日は日本株もその勢いに乗っての幕開けとなりました。
9:44には日経平均は【22,353.87円】まで伸び、この瞬間の前日比なんと【+743円】。まさか一日で戻すのかと思われましたが、依然として日経VI恐怖指数は落ちません。
日経VIは一時「24」まで落ちましたが、その後再び上昇しはじめ、後場に入って「30」に到達。再び大きな売りが入ってしまいました。
「AIショック」。人ではない、誰かが売っている。
恐怖指数に連動した自動売買システムがフル稼働している説が絶えません。終わってみれば、日経平均は反発したと言えども微増の+35.13円。
■日経平均:21,645.37円(+35.13円)
もちろんオリエンタルランドも似たような軌跡を辿りました。
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【10,095円】(+30円 / +0.30%)
■最高値:10,620円(10:17)
■最安値:10,085円(14:59)
■値幅:535円
今日は、寄り付き前の気配値では【10,795円】を確認し、少し安心したと同時に「戻しすぎじゃないか」との心配も。
9:00を過ぎても寄り付かず、数値が出たのは5分ほど過ぎてから。他銘柄も同じように多くの買いが入ったものがちらほら見られました。
まさかこれ逆に危ないんじゃない?
やはりまた、自動取引ツールが発動してしまったか(?)。この指数の上昇につれて株価がまた総崩れしてしまいました。
そして現在も「30」。これはもう2015〜2016にかけての恐怖度です。まだまだ決して安心はできません。個別では強い銘柄であったとしてもこれはもうどうしようもありません。
「膨れ上がった銘柄ほど大きな調整に入っている」。
しかし、業績が良かったりファンダメンタル的に優れた企業は、今が超お買い得という見方もできますね。
久しぶりの大混乱、ここは冷静に立ち回りたいところです。
冷静にといいますか、この局面、私の場合はただただホールドです。