※オレンジ:日経平均
最初にすみません、決して詐欺をするつもりはないのですが、どう見てもこれはタイトル詐欺ですね(陳謝)。
【今日のテーマ】
このタイトルを見て、思わず期待してしまった方は危ない。
要するに、「予想」であれば当てずっぽうでも誰にでもできます。
予想というのはあくまでも予想であり、ハズレても責任は取らないという免罪符。それを持ってわざわざ「予想」と記すものであり、大いにその弱さも滲み出ていることもあらかじめご承知おきください。
※このブログの予想の定義:全ては過去の経験からくるものであり、決して未来を保証するものではありません。
なんてことをしっかり書いておかないと、特に個人発信が当たり前となった今の時代はトラブルが絶えません。逆に考えると、個人発信がなかった時代はいくらでも騙し放題だった?!
詐欺タイトル(?)でまっ先に思い出すのは、30年くらい前の「北野ファンクラブ」でしばらく話題になった東京スポーツの一面記事、「猪木やめろ」。
しかしこの最後の「ろ」の部分の平仮名がですね、ちょうど新聞の二つ折り部分に隠れて、当時の雰囲気的には「る」だと思ってしまったタイトル。思わず新聞を手に取った方々がみんなガッカリしたという「合法詐欺記事」でした(笑)。
✕「猪木やめる」
○「猪木やめろ」
買ってから新聞を開いて初めて気づく、「やめる」ではなく「やめろ」(笑)。
事実うんぬんでは全くなく、単に東京スポーツ記者の「願望を書いただけ」という曰く付きの記事。
しかし私を含めた令和の庶民は、当時と比べてさすがに頭良くなっていますから(もちろん、それを逆に期待してしまう東京スポーツなどの立ち位置は別)、このようなタイトルにはもう随分と耐性がついているはずです。
ホント?
何を言いたいかと言いますと、来年から始まる「新NISA」。これは間違いなく証券会社にとっても顧客を囲い込む絶好の好材料であり、いわゆる「マーケティング部署」(別名:合法詐欺部署 笑)が全力で動いている真っ最中だということは言われなくともわかります。
ここに来て動いてきた、SBIと楽天の「売買手数料ゼロ円」など、わかりやすいところでは5年前の「PayPayキャッシュバック祭り」ではないですが、逆に考えれば、ゼロ円にしても「勝算が立っている」「ペイできる」という施策なのですね(わかりやすくもう新NISAで囲い込む気満々)。
こういうとき、詐欺ではなくともいろいろと練られた商材にポンポンと乗っかってしまう方が増えるので注意したいところです。
例えば先日電車に乗ったときに目に入ってきたこの広告。みなさんはこれを見て何を考えますか?↓
まっ先に「あり得ない」と思った方は正解。
しかしこれを見て、ホントに「1年で1%の利息がつく❣️」と思った方がいらっしゃったとしたらすでにいろいろと騙されています。
少なくともまずここ10年の日本の銀行で、税引前であっても、年1%も出せる銀行は存在しません。
※参考:2006年の、できたばかりのじぶん銀行で「1.0%」(2013年あたりまでは、ネット銀行なら1%台がたまに実在した。みんなできたばかりで必死でした)。ちなみに2023年10月現在の1年もの金利第1位は、東京スター銀行の「0.35%(税引前)」。
そこまで考えてない方々を狙った「マーケティング部署の仕事」だということはわかりますが(こういう合法詐欺広告は本当に腹が立つ)、瞬時に「あり得ない」と思った方が次に探すところはここです↓
決して詐欺ではありませんから、よく読めばこういったこともきちんと記載してあります。そして要計算です(計算結果までは書いていないのでここは自力)。
「3ヶ月もの」と小さく書いてありますね。ということは実際の金利は?!
→ 年1%÷12ヶ月×3ヶ月-税20%=???
答え≒「0.2%」
わかりやすく言えば、「10万円を預けてくれるなら、3ヶ月後に200円あげます!」という広告でした。
こういうところまで読み取ろうとすると騙される頻度は格段と減るでしょう(決して騙してるわけではないのですが、この紛らわしさは不親切極まりない)。
「いやいや、1年預ければ1%になるじゃないか!」と思われる方もいるかもしれませんが、こちらは「3ヶ月もの」とハッキリ書いてありますから、「3ヶ月後に強制解約」させられます。
つまり、その後なんとなく面倒になって預け続ける人が一定数いる、ということも企業は計算済みです。
よくある、「○○ヶ月無料!(どうせ解約し忘れる人が一定数いるし。ニヤリ)」といったものと同じですね。
世のキャンペーンの類は、その全てが撒き餌です。とはいえこちら(庶民)としても絶好のイベントであることも多く、撒き餌であれ、餌がもらえるならいただきたいもの。
ちゅ〜るくれ〜
企業が出す商材に対しては、良いか悪いか、はたまた「どこまで付き合うのが一番おいしいか」ということをしっかり精査して、「おいしいとこだけ」を、それこそ「合法的にいただいて」さっさと逃げたいものですね。
さて、お話が相当脱線してしまいました。
今日のブログは「オリエンタルランド株、10月の株価を大予想」でした。しかし誠に申し訳ございません、誌面が長くなってしまいましたので今日はこの辺で失礼いたしますm(__)m
↑はい、これがホントの詐欺(苦笑)。
言い訳:予想はある程度書くつもりでしたが、原因を探るなら、最初に書いた「予想は誰にでもできる」。ここですでに、自分で書いて自分で冷めてしまったのかもしれません(陳謝)。
本日の日経平均は反落。東証プライムの値下がり銘柄数は507、値上がりは1284、横ばいは46でした。
米株式市場で主要な株価指数が下落した流れを受けた売りが優勢だった。一方、短期目線の投資家による株価指数先物への買い戻しが断続的に入り、日経平均はプラス圏で推移する場面も多かった。
■日経平均:30,994.67円(-80.69円 / -0.26%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【4,900円】(-10円 / -0.20%)
■最高値:4,993円(09:25)
■最安値:4,900円(15:00)
■値幅:93円(前日終値より)
■出来高:2,881,800
■引け成り:625,400売