※オレンジ:日経平均
さてどうでしょうか?
数値的には微妙にまだ交わっていませんが、デッドクロス判定で良いですね(紫25日線、赤75日線)。
大引けは57万の「買い」。3日ぶりの買い反転がさらに火に油を注ぐことになってしまうかどうか?!
年初来、これだけ爆昇したのも初めてですが、8月にこれだけ下げるのも私の記憶では初めてです。
7月末時点での前年比成績と8月の騰落率を、トレンドがスタートした2017年から表にすると以下の通り↓
7月末までの前年比 | 8月の成績 | |
2017 | +18.7% | +3.3% |
2018 | +13.1% | -1.9% |
2019 | +30.1% | +7.1% |
2020 | -13.6% | +13.8% |
2021 | -11.8% | +11.4% |
2022 | +0.3% | +3.5% |
2023 | +43.7% | -7.7% (現在まで) |
8月は決算明けということもあり、比較的好成績を残してきたものの、2017〜2019年あたりの「前年比で好調だった年」は失速気味でもありました。
対して今年は7月末時点で「+43.7%」と、どれだけぶっ飛んでいたかもわかります。こう見ると今回の失速も納得できるのではないでしょうか。
昨年末からはまだこれだけ高いです。長期線(矢印)からはまだ+15%と言ったところ。
前例があるだけに、4月の分割で大きく反落すると考えた方は多かったはずですが、なんと続伸でクリアしてそのまま5月へ突入。何より今年はこれが大番狂わせでした。
現在その5月中旬の株価付近まで下がって参りましたので、もし慌てている方がいらっしゃいましたら、花子さん的大衆心理分析を見て気を休めてください↓
①株価上昇中のとき
いろんなメディアが煽り倒すので新規投資家が増える。そしてしばらくは夢見心地。
みんなノリノリ。
②反落し始めたとき
下がることに慣れていない初心者は数%の落下でも焦る。
③ショックレベルになったとき
忍耐強い殿方であっても、嫁に怒鳴られて一発退場。
厄介なのは、今度はメディアが強烈に不安を煽り始める。そうなると気持ちも折れ、泣く泣くやめざるを得ない人も続出。
④動き出す富裕層
ここで安くなった株の買い占めが始まる。投資額も大きいのでまた上昇し始める。
⑤また上がってきたとき
「◯◯年ぶり新高値」などのビッグワードを引っさげてまたメディアが煽り出す。また新規投資家が増える。
またみんなノリノリ。
以下ループ。
大衆のこのような気持ちの変化は、100年前の世界恐慌時も、100年経った今も全く変わっていないようです。
まとめ
決して退場を繰り返さないよう注意したいですね。損切りも大事だと思いますが、それは主に短期投資の場合。長期で覚悟を決めた殿方たちは、嫁に怒鳴られたくらいで決してひるんではいけません。
一番儲かる人は、「買ったことを忘れてしまった人、またはお亡くなりになった人」なんて言われるように、株価は見ないほうが良い場合も多いです。少なくとも私が追ってきた過去6年のオリランドはもれなくそうでした(注:今後の未来を保証するものではありません)。
そうなんです、こんなブログ、読まないほうが良いかも(^_^;)
好景気よし、不景気なおよし。(松下幸之助)
本日の日経平均は3日続落。東証プライムの値下がり銘柄数は1448、値上がりは334、変わらずは53でした。
米金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇し、東京市場でも幅広い銘柄に売りが優勢だった。経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団が17日、ニューヨークで連邦破産法第15条の適用を申請し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。
■日経平均:31,450.76円(-175.24円 / -0.55%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【5,028円】(-140円 / -2.71%)
■最高値:5,121円(09:07)
■最安値:4,985円(12:38)
■値幅:183円(前日終値より)
■出来高:4,586,100
■引け成り:570,200買い